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船越英一郎、あの家裁判事を熱演!ドラマSP『家栽の人』が本日放送

連載終了から20年以上経った今でもなお「人間の本質を描く名作」と語り継がれる『家栽の人』(作・毛利甚八/画・魚戸おさむ)。

今回、船越英一郎を主演に迎え待望のドラマ化が実現。『ドラマスペシャル 家栽の人』として、本日5月17日(日)に放送される。

人間を愛し、植物を慈しむ“信念の家裁判事”桑田義雄。

殺人容疑で家裁に送致されてきた少年…。桑田判事は彼の証言に違和感を覚えるが…?

◆あらすじ

舞台は、東京から新幹線で1時間ほどの地方都市にある、前崎家庭裁判所。東京への転任を断った、つまり“出世の道を蹴った変わり者”という噂の桑田義雄(船越英一郎)が新任判事としてやってくる。

©毛利甚八・魚戸おさむ・小学館/テレビ朝日

着任当日、大きな植木を背負って現れ、司法修習生の樋口日向子(足立梨花)や調査員たちの度肝を抜く桑田。桑田によれば、たまたま庭の植木を伐採中だった家の前を通りかかり、木のことがかわいそうに思えて譲り受けてきたという。

さっそく所内にある小さな庭に、その木を植えはじめた桑田に、一同はぼう然。さらに調停では判事らしからぬ発言ばかりを連発。調査員も調停員もペースを乱されていく。

©毛利甚八・魚戸おさむ・小学館/テレビ朝日

そんななか、地元の名士・佐々木建造(西岡德馬)が殺害される事件が発生。19歳の少年・立花アキラ(望月歩)が自首をし、前崎家裁に送致されてきた。

実は、アキラは1年ほど前、暴行事件を起こして家裁で審議が行われたという過去を持つ。戸張調査官(山中崇)が彼の本質を信じ「更生の意思あり」としたため、不処分の決定が出ていた少年だった。

期待を裏切られた思いの戸張は今回こそ厳しく調査すると意気込む。しかし、池上所長(角野卓造)が岡本調査官(佐藤仁美)を指名したため、前崎家裁に不協和音が生まれはじめる。

アキラは遊ぶ金ほしさに佐々木の家に押し入り、もみ合った末に殺害したことを認める。一方で桑田は「侵入の際、佐々木家の庭にあったビワの木の枝を折った」という彼の証言に疑問を抱き…!?

※番組情報:ドラマスペシャル『家栽の人』
2020年5月17日(日)午後9:00~午後10:54、テレビ朝日系24局