ドラマ『鈍色の箱の中で』、逆さキスから親友キスまで…最旬俳優たちの“10のキス”
2020年2月から3月にかけて、毎週土曜深夜に全6話で放送された連続ドラマ『鈍色の箱の中で』。
「LINEマンガ」にて連載開始から3か月連続で月間読者数ランキング1位(無料連載)を獲得した同名人気作を原作としたこのドラマは、毎回必ず登場するキスシーンが注目を集めた。
本作の舞台は、100世帯もの家族が住む分譲マンション。そこに暮らす5人の高校生男女を中心とした切なくも危険なラブストーリーである。
ヒロインの久保田紗友をはじめ、萩原利久、神尾楓珠、岡本夏美、望月歩という最旬の若手俳優がそろい、“全員片想い”というストーリー展開のなか、さまざまなキスが繰り広げられた。
物語の中心となったのは、久保田紗友演じるヒロイン・桜井美羽と、彼女が幼少時から思いを寄せてきた辻内基秋(演:萩原利久)との関係。
マンションの物陰で行われる2人のぎこちなくも甘酸っぱいキスにドキドキさせられた人も少なくなかっただろう。
しかしこのドラマ、そんなピュアなキスだけではまったく済まされないのだ。
基秋は、小さい頃に同じマンションに住んでいた“お姉さん”河野綾芽(演:筧美和子)のことが忘れられずにおり、数年ぶりに再会すると彼女のほうから“強引ひき留め誘惑キス”!
また、複雑な気持ちがありながらも付き合っていた高鳥あおい(演:岡本夏美)と庄司悟(演:望月歩)は、マンションの屋上で寝ころびながら“逆さキス”!
シチュエーションも体勢も実にさまざまなキスであふれた物語となっている。
◆神尾楓珠は、全員とキス!
そんな同作を“キス”という視点でみたときに最重要人物となるのが、神尾楓珠が演じる真田利津だ。
複雑な家庭事情を抱え、普段発する心無い言動の裏に悲しい真実を持つ彼は、ミステリアスな風貌に加え、「誰とでもキスできるし好きじゃなくても抱ける」などと言い放ってしまう大胆さの持ち主でもある。
幼なじみ女子2人だけではなく、「誰とでも…」の言葉通り、男子2人とも上下高低差のあるキスを実行。見事、幼なじみ全員とのキスを“コンプリート”してみせた。
愛し愛され、それぞれ一方通行な片想いの行方に悶々とするドラマ『鈍色の箱の中で』。“キス”という視点で見直してみても面白いかもしれない。
※配信情報:360°ドラマ『鈍色の箱の中で』
最終話は、テレ朝キャッチアップで2020年4月14日23:59まで無料配信中
※4月7日よりスタートした動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では全6話配信中!放送では入りきらなかったシーンがたっぷり入った豪華なディレクターズカット版も楽しめます。