松坂桃李に、玉川徹が迫る!「神対応」と評される松坂の“知られざる本音”
松坂桃李が初めてテレビ朝日のゴールデン帯ドラマで主演を務めるドラマスペシャル『微笑む人』を、3月1日(日)に放送する。
今作で松坂が演じるのは、「本の置き場所が欲しかった」という理由だけで妻子を殺害したと供述するエリート銀行員・仁藤俊美(にとう・としみ)。
柔らかな微笑みの裏に思いもよらない顔を秘めた謎多き男性で、一流大学を卒業後、大手都市銀行に就職、妻子とともに幸せな生活を送っていた。
今作でそんな仁藤という人物を怪しく、そして魅力的に演じる松坂。果たして“役者・松坂桃李”とはどんな男なのか。
朝の情報番組『モーニングショー』の辛口コメンテーターとして何かと話題の玉川徹が、松坂を直撃! 誰もが覗いてみたかった松坂の本質に迫る。
◆松坂桃李×玉川徹…初対面の2人が抱いた印象は?
今作『微笑む人』で演じた仁藤について「“本の置き場所がないから妻子を殺した”という一見信じられないような、サイコパスと思われてしまうような男なんですけど…」と前置きをしつつ、「でも誰もがそうなる可能性を秘めているのかも」と分析した松坂。
「すごく面白かったですし、常に画面に緊張感と、この先何が起こるんだろうというハラハラがあって…」と玉川が作品の感想を興奮気味に語ると、うれしそうに微笑む。
そんな松坂と今回が初対面だった玉川が「『微笑む人』を見てから来たので、“もしかしてああいう人なのかな”と思っていた」と打ち明けると、松坂は爆笑。
「二枚目で、いい人で、というイメージだったので、仁藤という役をよく引き受けたな、と思った」という言葉に対し、松坂なりの役柄、そして作品への思いを語る。
◆“神対応”と言われる松坂。その知られざる本音
「松坂桃李と言えば“神対応”」。今回の対談を前に、各所に取材して回ったという玉川は、そこで得た“松坂桃李評”を、こう表現。
「例えば…」と、実際に耳にした具体例を松坂に明かした玉川。「神対応」と言われることについて、松坂はどんな感想を持っているのか。
さらに玉川は、長きに渡って『モーニングショー』で共演する羽鳥慎一にも言及。「実は彼も神対応。だけど出会ったばかりの頃は本音の部分が見えなくて、“もしかしたら見えないところでは、違う部分もあるのかな”と思っていたこともあった」と、意外な秘話を明かす場面も。
そんな玉川の話を受けて、松坂が語った本音。いったいどんな心の内を明かすのか。
そして役者・松坂桃李についても掘り下げる玉川。「役を演じるとき、まったく自分ではない姿を表しているのか、それとも自分のなかの一部を増幅させて役に投影しているのか」と問うと、松坂は「それは両方ある」と回答。
「共感できる部分はそのまま出すし、共感はできなくともその役の新しい一面を知ることによって感情を引き出すこともある」と、さまざまな役柄に挑んできた松坂ならではの“役への向き合い方”を語る。
ところが、「憑依型ですか?」との質問には「それは無理!」とキッパリ。「例えばこのドラマだったら、ずーっと殺人鬼で、ずーっと微笑んでる、ってことですよね? 絶対ないわ(笑)」とのこと。
最後に、同作について「物事を簡単に解釈することはできるけれど、それだけじゃなくて、本質を見抜いたり、メッセージ性を手繰り寄せたりすることも最近は必要になってきているのかも、ということを、見終わったときに感じていただけたら」とアピールした松坂。
2人の対談の模様は、2月28日(金)の『モーニングショー』で放送する。
※番組情報:ドラマスペシャル『微笑む人』
2020年3月1日(日)夜9時~、テレビ朝日系24局