テレ朝POST

次のエンタメを先回りするメディア
menu

騎手人生32年、武豊が語る…引退説、ディープインパクトへの想い、そして現在の“夢”

いま一番聞きたいあの人の言葉を心の奥底から引き出すインタビュー番組『ザ・インタビュー~トップランナーの肖像~』(BS朝日)。

12月7日(土)に放送される同番組には、2018年9月に前人未到のJRA通算4000勝を達成した騎手・武豊が登場する。

©BS朝日

1969年3月15日、京都府で生まれる。父親は1163勝の成績を残した騎手・武邦彦。子ども心に父親の活躍する姿に憧れていた少年は、17歳で騎手デビュー。デビュー戦5戦目に初勝利し、その年に新人騎手最多勝記録を更新する。

武は多くの名馬と勝利を築いてきた。1990年、名馬オグリキャップへの騎乗依頼が舞い込んできたときには、大人気の名馬を任されたプレッシャーがあったという。

同年、17万人以上のファンが駆けつけたと言われる、引退レースにもともに臨んだ。

そして今年、この世を去ったディープインパクト武の騎手人生のなかで特別な存在だったというディープインパクトについても語る

しかし、その騎手人生は決して順風だったわけではない。2010年、レース中に落馬して骨折し、選手生命を危ぶまれたことも。また、復帰を果たしたものの勝利数を上げられず引退説まで噂された当時の心境も振り返る

その後、競馬界に大きく返り咲いたのは2013年。ディープインパクトの仔、キズナに騎乗して日本ダービーを制覇し、名実ともに復活を遂げることになる。

2017年の有馬記念では、キタサンブラックのラストランを有終の美で飾る。オーナー・北島三郎に対しても思いも明かす。

◆まだ見ぬ凱旋門賞制覇の夢

武は海外競馬にも積極的に参加。特に世界最高峰レース、凱旋門賞への思いは格別だと言う。これまで8度出場してきたが、いまだ勝利には恵まれていない。そのまだ見ぬ凱旋門賞制覇の夢を語る。

プライベートでも競馬場がある場所へ行くという武。海外で馬券を購入することもあるそうだが、当たらないという。「レースを当てるファンが凄いな」と、意外な一面も見せる。

今回のインタビューは、昭和・平成・令和と3元号G1レースを制するという偉業を成し遂げた4日後に、その舞台ともなった京都競馬場で行われた。

騎手人生32年、50歳の武豊がいま語る競馬界の未来。そして、数々の名馬と築いてきた勝利の軌跡に迫る。

※番組情報:『ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~
2019年12月7日(土)午後6:00~午後6:55、BS朝日