内藤剛志『警視庁・捜査一課長』、12月にSP放送!ミニマリストが食い逃げの末に殺害!?
ヒラ刑事から這い上がってきた“叩き上げ”の捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)と捜査員たちの奮闘を描き大好評を博してきた人気シリーズ『警視庁・捜査一課長』。
10月13日(日)にスペシャルを放送したばかりだが、12月もまたまたスペシャルドラマが登場することに!
12月放送の最新スペシャルで大岩たちが挑むのは、IT企業のカリスマ経営者・漆原幸利(尾美としのり)が“食い逃げ”した挙句に何者かに殺されたという不可思議な事件。
管理官に昇進した高井智代子(宮崎美子)と新人刑事・平野啓司(堀家一希)とともに捜査を開始した大岩は、大富豪である漆原が2カ月前から必要最低限のものしか持たない“ミニマリスト”に変貌を遂げていたことを突き止める。
捜査の過程で浮かんできたのは、怪しげなリサイクルショップ店員・寺門景子(とよた真帆)の存在…。このほか、遠藤久美子、大久保佳代子、朝日奈央など多彩なゲストも出演し、複雑な事件の背後に潜む濃密な人間ドラマを作り上げていく。
◆連ドラの鉄人・内藤剛志が“カリスマ”と仰ぐ名優は?
12月も“捜査一課長”として日曜夜9時に“臨場”する主演・内藤剛志は、「今回のスペシャルは、“社会の勝ち組”にいた男が『人生、お金ではない』という価値観に行き着く…というストーリー。もちろんお金儲けやIT長者が悪いわけではないのですが、自分の幸せを見つめなおすことの大切さを伝える物語ですね」と新作のみどころを分析。
また、今回のテーマ“カリスマ”にちなみ、自身がカリスマだと思う人物を聞くと――?
「俳優でも演技が上手な人はたくさんいらっしゃいますが、でも、うまくなくてもスゴイと思える人、いいなと思える人も存在します。僕はそれがカリスマだと思います。高倉健さんや緒形拳さんは演技もうまいですが、技術以上に惹かれるものがある。生き方も含めて、お2人はカリスマと呼ぶにふさわしい」と、日本を代表する映画スター2人の名を挙げた。
400名超の精鋭刑事を統率する捜査一課長もまた、刑事たちにとってはカリスマ的存在。しかし今回、大岩が平均点には遠く及ばない成績だったと明かされる場面も…?
そんな大岩について内藤は、「大岩は、もしかしたら勉強はできなかったのかもしれないですが(笑)、人に信頼される、愛される、ということにかけては群を抜いている。技術の高さより、人間としての魅力で慕われるカリスマです」と、大岩が“理想の上司”とされる所以を熱く語っていた。
そんな最新スペシャルで大岩の右腕を務めるのは、宮崎美子演じる“チョコ”こと高井智代子。
前回登場時は所轄の刑事課長だった智代子が、本作では管理官に昇進。しかし、管理官として初めての仕事に意気込むあまり、冷静さを欠き、失態続きで…。さらに、堀家一希演じる平野啓司(=ヒラの刑事)という紛らわしい名の新人も加入。彼は、何をやっても平均点しか取れない自分には個性が足りないと悩んでいて…?
そんな捜査員たちの等身大の苦悩も描かれていく。
※番組情報:『警視庁・捜査一課長 スペシャル』
2019年12月15日(日)午後9:00~午後11:05、テレビ朝日系24局