作家・燃え殻、高校時代の衝撃体験を告白。「英語教師がエロ本に出てた…」ビートルズを流し学校を去った先生への想い
2025.09.10
MCのアルコ&ピースが様々な分野の文化人の人生や本性に迫る、“文化人特化型”人生深掘りポッドキャスト番組『アルコ&ピースの#文化人が1番やばい〜Produced by しくじり先生〜』。
9月9日(火)に配信された同番組には、小説家の燃え殻さんが登場。自身の作品の原点となった“高校時代の衝撃的な事件”を明かした。
テレビ美術の制作会社に勤務しながら作家デビューしたという異色の経歴をもつ燃え殻さん。その創作の源泉には、忘れられない過去の体験があるという。
人気漫画の原作も手掛けた燃え殻さんだが、そのひとつ『あなたに聴かせたい歌があるんだ』は、自身の高校時代の体験がもとになっていると明かす。
「僕の高校のときの先生が“エロ本”に出てたんですよ。それを不良が、エロ本を掲示板にどんって貼っちゃった」と、当時の衝撃の出来事を告白。教室が騒然とするなか、その英語教師本人がやってきたという。
そのとき27歳だった先生は、掲示板に貼られたページを静かに剥がすと、「みなさんが27歳になったときに、幸福で幸せな日常を送ってほしいと思います」と言い、持っていたラジカセでおもむろにビートルズの『レット・イット・ビー』を再生。そのまま学校を辞めてしまったそうだ。
当時、何もできず先生を救えなかったという後悔が燃え殻さんを創作へと突き動かしたという。
「そのとき、もし自分が救えたらどうだったんだろうとか、自分はあのまま抱えてて、あの後に先生に会ったらなんて言うだろうっていうのを想像して書いて、そういう話になってます」と、作品に込めた想いを明かした。
このほか番組では、燃え殻さんのペンネームの意外な由来や、テレビ業界の制作現場の裏側も明かされている。
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