テレ朝POST

次のエンタメを先回りするメディア
未来をここからプロジェクト
menu

チュートリアル徳井、下積み時代の苦悩語る「キャー言われてウケてるやつらに対する妬み嫉みってすごい」

さまざまな人の本音に対し、本音で斬り込む、赤裸々音声バラエティ『耳の穴かっぽじって聞け!』。

9月1日(月)に放送された同番組には、チュートリアル・徳井義実が登場。30年の芸歴を振り返った。

『M-1グランプリ』が開催される前の関西での下積み時代、そのビジュアルから「若い観客にはウケやすかった」という徳井。しかし、それゆえの苦悩も大きかったという。

NSCを1年で辞め、お笑いもやらずに大学に進学するなど、決して順風満帆ではない芸人人生を歩んでいた徳井。その後、福田充徳とチュートリアルを結成したが、『M-1グランプリ』というレールがなかった当時は「売れようとかいう気はなかった。面白いかどうかしか気にしていなかった」と振り返る。

「とにかく目の前の劇場のお客さんを笑かすために、一生懸命毎日ネタを作るしかなかった」という徳井は、そんな下積み時代でもある程度ウケていたそう。しかしそれは、のちに「よしもと男前ランキング」で殿堂入りを果たす徳井のビジュアルが大きく影響したものだった。

徳井によると、当時の劇場は中高生の女子が多く、「こんなビジュアルやから、多少ウケやすかったりというのはあった」らしい。しかし、だからこそ「こいつウケてんねやと思われるのがホンマに嫌で、必死にネタ作りを頑張った」そうだ。

「キャー言われてウケてるやつらに対する妬み嫉みってすごいやんか」と続けた徳井は、「目の前の観客席は女の子が多いけど、こっち(芸人側)はほぼ男なわけやんか。キャーでウケてるだけのやつは、こっちでの生活はひどいことになる。刑務所みたいなもんやから」と語る。「キャーって言ってくれるのはありがたいけど、(芸人に)舐められるのだけは嫌やから、ちゃんと面白いネタを作ろうと必死だった」といい、「だからちゃんとウケないといけないという、余計なプレッシャーがあった」と苦悩を語った。

MCのとろサーモン・久保田かずのぶは「チュートさんのことを『あいつらなんやねん、男前やけど』って見る芸人も多かったと思うんですよ」とうなずきつつ、「でもようよう聞いたら『いやいやめちゃくちゃおもろいことやってる、やばいやばい』って気づかされるというのがあった」と当時の印象を述懐した。

このあと徳井は「その反動で…」と自身の芸風の変化を明かしている。「定期的にお客さんを引かせる」ことになった、イケメンならではの芸風とは?

※『耳の穴かっぽじって聞け!』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)

※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では過去回も含めて配信中!

※番組情報:『耳の穴かっぽじって聞け!
毎週月曜深夜1:58~、テレビ朝日(関東ローカル)

はてブ
LINE

トピックスTOPICS

おすすめ記事RECOMMEND