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ついにバレた!“濃野佐志美”の正体【『やすらぎの郷』第14週おさらい】

「倉本聰がシニア世代に贈る大人のための帯ドラマ」として4月から放送を開始し、シニア世代のみならず大きな注目を集めている石坂浩二主演の平日昼の帯ドラマ『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)。

7月3日から7月7日に放送された第66話~70話(第14週)では、謎の作家“濃野佐志美”の正体がついに施設内に知れ渡ってしまうことに…。そして、主人公の脚本家・菊村栄(石坂浩二)は、ある一言をきっかけに急に孤独感にさいなまれてしまう。

さらにさらに、7月7日(金)の放送では、再び脚本家・倉本聰と主題歌を歌う中島みゆきが登場した

そんな第14週のストーリーを、まとめておさらいしていこう。(写真はすべて©テレビ朝日/無断転載禁止です)

 

◆「ナスの呪い揚げ」、再び!

テレビに功績のあった者だけが入れる老人ホーム「やすらぎの郷」。

ここに秋の気配が近づくころ、入居者の女優・三井路子(五月みどり)が“ナスの呪い揚げ”の儀式を行うという噂が脚本家・菊村栄(石坂浩二)の耳に入った。話してきたのは、同じく入居者の女優・水谷マヤ(加賀まりこ)だ。

ナスの呪い揚げとは、入居者のひとりである“姫”こと大女優・九条摂子(八千草薫)がこの施設内に伝えたものだ。恨んでいる相手の名前を叫びながら串にさしたナスを一気に揚げるという儀式で、名前を言われた人間には“必ず”何か不幸が起こると言われている

では、なぜ三井路子は突然“ナスの呪い揚げ”を行うことになったのか?

それは、施設内で噂の謎のペンネーム作家・濃野佐志美(こいのさしみ)の正体を暴き出すためだ。

芥川賞の候補にもなるほど人気を得ている謎の新進作家、濃野佐志美。この作家は、どうも「やすらぎの郷」の中で起こった出来事や、施設内で話されたことを元ネタに作品を発表しているようで、「“やすらぎの郷”の中に濃野佐志美がいるのではないか?」と前々から騒がれていた。

そして、芥川賞候補となっている小説『流されて』のストーリーは、三井路子がもともと構想を練っていた内容なのだ。

そこで、誰がこの構想を盗んだのかを暴くため、ナスの呪い揚げで叫ぶ名前を“濃野佐志美”にして入居者の誰に不幸が起こるのかを確かめようとしたのである。

慌てたのは、入居者の中で唯一“濃野佐志美”の正体が井深凉子(野際陽子)だと知っている栄だ。

栄は、ナスの呪い揚げが行われる当日の夜、AEDの使い方を教わるとこじつけ、介護士の野村(芳野史明)と非番の貫井医師(小野了)を施設内のバー・カサブランカに誘い、万が一に備える。しかし、濃野佐志美こと井深凉子は、この“呪い”によってしゃっくりが出ただけだった…。

そうして安心する栄だが、そんななか、小説『流されて』の舞台化が決まる

この『流されて』は、女が一生で経験する三つのターニング・ポイントをもとに構成する話で、舞台化における主役候補は入居者の女優、“お嬢”こと白川冴子(浅丘ルリ子)だという

そして栄は、この舞台の脚本を依頼された。演出家は、栄が脚本することを条件にしているとまでいい、まったくその気のない栄は戸惑う。

そんな栄に、女優として再び輝きたいという未練が強くあるお嬢は、土下座しながら「(脚本を)書いてください!」と頼み込む。それでもきっぱり、「女の心理は書けない」と断っていると、お嬢は「男のズルさを視点に書けばいい」と話し、栄がかつて浮名を流したことのある若手女優“安西直美”の話を持ち出す。

そしてその話の中で栄がもつ“男のズルさ”が垣間見られると、「そのズルさで書いてください」と無理やりに話を繋げてくるのだ。栄はこれに、「あんたの言ってることはめちゃくちゃだよ!」と珍しく激高する

しかし、この歳になって最後のチャンスに必死にすがろうとする白川冴子という女優の“哀れさ”は、栄の心に少しよぎっていた。

 

◆「最後の手紙」を書く相手

そんななか、親友のように仲が良く、いつも一緒にいた水谷マヤと白川冴子の仲が急に険悪になる。

その原因が、『流されて』の舞台化と、その主演の候補にお嬢の名前が挙がっていることが関係していると察知した栄は、マヤに話を聞きに行く。

どうやら、部屋にあった不要なものをどんどん捨てていき、女優への未練すら捨てたというマヤにとって、久々の仕事のオファーに舞い上がるお嬢の姿は年がいもなく、いらだたしく切なくも映るらしい…。

そんなマヤだが、彼女にも捨てられないものがあった。それは、犬山小春(冨士眞奈美)が自殺直前にマヤに送ってきた手紙だ

マヤと小春は、昔は仲よくしていたものの、40年以上は絶縁状態だった。小春への苛立ちがいろいろと溜まったマヤから縁を切ったのだ。だから、春に小春が「やすらぎの郷」を訪れて騒動を起こしたときも、マヤは理由をつけて会おうとしなかった。

そんなマヤに、小春が自殺前日に書いて送った手紙…。そこには、「あなたともっと話したかった 色んなこと全部ごめんなさい もう許して さよなら 小春」と書かれていた。

マヤは、なぜ小春がずっと絶縁していた自分に“最後の手紙”を送ってきたのか…その理由もわからず、嫌味でしかないと感じ、最初は手紙を捨てようと思ったという。しかし、捨てられなかった。

そしてマヤは、「もし自分が死ぬ前に人生最後の手紙を書こうと思ったとき、私には手紙を出す相手がいないのよ」と、泣きながら栄にこぼしはじめた。この話は、栄の心を強く捉える。

栄にも、人生最後の手紙を書きたいと思う相手はいないのだ。亡くなった妻・律子(風吹ジュン)をのぞいては…。

そう思うと、栄は急に強い孤独感にさいなまれ、このことが頭から離れない。考え続けたその夜、夢に亡き妻の律子(風吹ジュン)が現れてしまうほどだった…。

 

◆濃野佐志美、バレる!

そんななか、バー・カサブランカのバーテンであるハッピー(松岡茉優)がした何気ない話をきっかけに、入居者の“マロ”こと真野六郎(ミッキー・カーチス)と“大納言”こと岩倉正臣(山本圭)が、井深凉子が濃野佐志美の正体であることを遂に突き止める!

凉子は、面白がってこのことを追求してくる彼らに、「あなたたちには分からないだろうけど、(正体を)隠していることが私の生き甲斐なのよ」と、このことを他言しないよう2人に懇願するが、そこは口の軽い2人…。願いもむなしく、翌日には「やすらぎの郷」の全員が濃野佐志美の正体を知ることとなった

このことで最も衝撃を受けたのは、“お嬢”こと白川冴子だ。単なる同居人で仲間だと思っていた凉子が、自分が主演を目指す舞台の原作者だったのだ…。彼女はすぐに、凉子の住む部屋を訪ねた。

ここまでが、第14週のストーリー。正体がバレたことで、“濃野佐志美”は今後どうするのか? 第15週も見逃せない!

※ドラマ『やすらぎの郷』は、こちらにて無料の見逃し配信も展開中

※これまでのおさらい
第1週(第1話~5話)までの「おさらい
第2週(第6話~10話)までの「おさらい
第3週(第11話~15話)までの「おさらい
第4週(第16話~20話)までの「おさらい
第5週(第21話~25話)までの「おさらい
第6週(第26話~30話)までの「おさらい
第7週(第31話~35話)までの「おさらい
第8週(第36話~40話)までの「おさらい
第9週(第41話~45話)までの「おさらい
第10週(第46話~50話)までの「おさらい
第11週(第51話~55話)までの「おさらい
第12週(第56話~60話)までの「おさらい
第13週(第61話~65話)までの「おさらい

 

◆第71話あらすじ

菊村栄(石坂浩二)は、「やすらぎの郷」に入居しているテレビ界を支えた裏方の一人、元美術職人のちのやん(茅野大三郎/伊藤初雄)と50年ぶりの再会を果たし、懐かしい時代の会話を交わす。

ちのやんは、ともにテレビ創成期を過ごしたタイムキーパーのカメコ(亀山順子/長内美那子)と結婚。夫婦そろって入居したのだが、カメコはがんを患い、余命数日なのだという。

 

※番組情報 帯ドラマ劇場『やすらぎの郷
毎週月~金・午後0:30~午後0:50、テレビ朝日系24局
<再放送:【BS朝日】毎週月~金 午前7:40~午前8:00>

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