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『べしゃり暮らし』矢本悠馬インタビュー「子どもの頃、漫才師になりたかったです」

毎週土曜日よる11時15分から放送中の土曜ナイトドラマ『べしゃり暮らし』

漫才コンビを結成し、お笑いの世界を目指していく2人の高校生の姿を描いた森田まさのりの人気漫画を原作に、お笑い芸人・劇団ひとりが演出を手がけていることでも話題の青春ドラマだ。

©テレビ朝日/テレ朝POST

本作で主人公・上妻圭右(間宮祥太朗)の大親友、子安蒼太役を演じている矢本悠馬に話を聞いた。

――今回演じている“子安蒼太”という役についてどう思いますか?

僕は小・中学生の頃にちょうど漫才ブームで、パイロットに憧れるようなノリで漫才師になりたかったです。2丁拳銃さんとかアメリカザリガニさんとか、中川家さんとかチュートリアルさんが大好きでした。ですから、お笑い芸人さんを尊敬しているという部分では子安と似ているかもしれないですね。それ以外はまったく当てはまらないですけど(笑)。

――ご自身の高校時代はどういう感じだったのでしょう。

わりと目立ちたがり屋でした。人前にも積極的に出ていったりして。「お笑い」って僕からすると、すごくかっこいいなって思っていたんですよ。やっぱり学校で面白いヤツってヒーローだったじゃないですか。人を振り向かせるにはどうしたらいいかって考えたとき、先生や友だちを笑わせることがコミュニケーションの手段だったというか。

小学校の時なんかは、日直の挨拶でどうボケるかずっと考えてましたね。自分の番が回ってきた時に元気よく「風邪でーす!」って言ってみたり、読んでいた少年漫画の必殺技をいきなり叫んでみたり(笑)。

©テレビ朝日/テレ朝POST

◆どんな世界でも努力をしたヤツしかいないと信じてます

――このドラマでは夢を追う若者たちの姿が描かれていますが、矢本さんから見てどう感じますか。

これを言ったら元も子もないですけど、現実はやっぱりシビアですよね。役者も芸人さんも辞めちゃったらおしまいだけど、もしかしたら夢が叶うかもしれない。その可能性って0%ではないじゃないですか。

でも、芸人さんやアスリートと違って、役者ってわかりやすい「大会」や「記録」がないから、どうしても辞めづらいというか。実際、40代や50代になってブレイクすることもあるわけですし。ただ、僕は後輩に「役者をやりたい」って相談されたら「やめとけ」って基本、言ってます(笑)。僕の一存でリスク背負わせるわけにはいかないですから。

――そこらへんのバランスは非常に難しいですね。

けれど、才能がある・ないに関わらず「努力」はするべきだと思います。役者に限らず、どんな世界でも努力をしたヤツしかいないと信じてますよ、僕は。

――矢本さんはどんな努力をしてきましたか?

僕は、自分であんまり芝居が上手ではないと思っているので、技術を磨くことも大事ですが、それ以外の部分でどうしたら「こいつと仕事がしたい」と思ってもらえるかを大切にしてきましたね。会話における言葉選びのセンスに気をつけたり、オーディションとかでも「笑い」を交えながら自己アピールをしたり。

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――ところでプライベートな話で恐縮ですが、先日、制作会見で娘さんの誕生を笑顔で報告されてましたね。

そりゃ親として、できる限り悲しい顔はさせたくないですよね。もう健康で生まれてきてくれただけで嬉しいので、反抗期が来ても耐えますよ、ええ(笑)。

――最後に、もし『べしゃり暮らし』出演者とお笑いコンビを組まないといけなかったら誰と組みたいですか?

僕がツッコミ気質なので、静代役の小芝風花さんですかね。役柄とは違って、彼女、少し天然というか不思議なところがあるので少々強めにツッコんでも痛々しくならないと思うので(笑)。

<取材・文/中村裕一、撮影/鏡田伸幸>

※番組情報:土曜ナイトドラマ『べしゃり暮らし
【毎週土曜】よる11:15~0:05放送、テレビ朝日系24局

演出 劇団ひとり
出演 間宮祥太朗 渡辺大知 矢本悠馬 小芝風花 駿河太郎 徳永えり 寺島進 ほか