横山由依、アルコ&ピースの苦情殺到したネタ“受精”にシビアな感想
過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが、自らのしくじった経験をさらけ出し人生の教訓を伝授してくれる、反面教師バラエティー『しくじり先生 俺みたいになるな!!』。
6月17日(月)に放送された同番組では、AbemaTVにて大きな反響を獲得した新企画「お笑い研究部~怒られるを考える」が地上波へ初進出した。
この「お笑い研究部」は、“笑わそうとして怒られてしまったしくじりネタ”を芸人たちに披露してもらい、どうすれば怒られなかったかをみんなで考えるというもの。
みんなでアイデアを出し合いブラッシュアップしたネタは、ネットで動画を公開。そして、最もよくなった=“脱・しくじりネタ”を視聴者に決めてもらうという企画だ。
今回お届けしたのは、アルコ&ピースとマヂカルラブリーの2組。
◆アルコ&ピース伝説のネタwith横山由依で大変身
『キングオブコント』の生放送中に視聴者からの苦情が殺到しちゃったアルコ&ピース(酒井健太・平子祐希)による伝説(?)のネタ「受精」。
それぞれ白とピンクの全身タイツに身を包み、精子と卵子にふんした酒井と平子が、まずは怒られちゃったときのままこのネタを披露。
「生きとし生けるすべてのモノが経てきた壮大なあるあるコント」だという2人に対し、生徒の横山由依(AKB48)から、テーマはしっかりしているものの「品がない」「笑いづらい」など構成作家並みのシビアな感想が飛び出した。
本人たちも7年前のネタであり、若さゆえに「とがっていた」ことを告白し反省。それを受け、教室では徹底討論がスタート。
このしくじりネタを怒られない内容にするはずだったのだが…調子に乗った若林正恭(オードリー)や吉村崇(平成ノブシコブシ)からテキトーな改善案が出され、平子が激怒する一幕も。
最終的に、「フォーマルに命の美しさを伝えれば怒られない」と結論づけたお笑い研究部。その方針に従い、全身タイツの上からジャケットを羽織ったアルコ&ピースに、なんと横山由依も特別参加してネタ見せが行われた。
改造されたネタでは、「生命は美しい」などのシリアスなセリフが随所に盛り込まれ、その度に教室中は大爆笑。最後は3人でAKB48の『会いたかった』を踊るという驚異の生まれ変わりをとげたネタが終わると、一同からは「すばらしい」と大きな拍手!
平子もやり切った様子で、「むけたような気がする」と変化を実感しているようだった。
◆M-1審査員を激怒させた…マヂカルラブリー
2組目は、2017年『M-1グランプリ』ファイナリストのマヂカルラブリー(野田クリスタル・村上)。
M-1グランプリの決勝戦で、とある審査員を怒らせちゃったネタ「野田ミュージカル」を、まずはそのままの形でお披露目。シュールな雰囲気の漂う挑戦的なネタに、“生徒”たちからは感嘆の声が漏れる。
M-1では「こっちは真剣に審査をやっているんだ」と審査員を激怒させ、ネタ以外の言動でもお叱りを受けたというマヂカルラブリーだが、笑いに対してはいたって真剣に取り組んでおり、ウケたいし、みんなを笑顔にしたいという切実な思いを打ち明けた。
それを聞いた若林は「言わないと伝わらない!」と話し、2人の熱い思いを言葉にしてネタの中に取り入れることを提案。さらに吉村からの注文で、漫才好きな熱い客役としてアルコ&ピース平子も登場することに!
こうして“脱しくじり”がはかられた「野田ミュージカル(改)」。マヂカルラブリーの2人が平子を引き入れ、お笑いへの熱い思いを確かめ合うという大改造が施され、教室は爆笑の渦に包まれた。
そして、「壮大だった」という一同の感想に、野田も「はじめて漫才をやったという感じだった」と答えた。
なお、地上波放送直後の深夜0:50から配信されている「Abemaビデオ」では、お笑い研究部第2弾「賞レースで落ちた理由を考える」をオンエア。
同企画は、賞レースで落ちてしまったことが納得できないしくじりネタを披露してもらい、どうすればもっと上に行けたのか、足りなかったポイントを考えてブラッシュアップしていくもの。
今回は、とにかく明るい安村が“自分では最高傑作ができたと思っていたのに今年のR-1で3回戦で落とされちゃったネタ”を披露。
さらに、過去の神回を振り返る「しくじりクラシック」では、哀愁漂う自虐ネタでブレークした芸人・ヒロシが“極度の人見知りなのに芸能界に入っちゃった先生”として授業した衝撃回をお届けする。
※番組情報:『しくじり先生 俺みたいになるな!!』
毎週月曜日 深夜0:20~深夜0:50、テレビ朝日
※「Abemaビデオ」
※6月18日(火)夜10:00~夜11:00「AbemaSPECIAL2」無料放送