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松本まりか、『緊急取調室』で天海祐希も感謝するほどの”怪演”を炸裂

天海祐希演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げるドラマ『緊急取調室』

5月2日(木)に放送される同作第3シーズンの第4話には、松本まりかがゲスト出演する。

©テレビ朝日

松本が演じるのは、黙秘を貫く女子高校生連続殺人事件の被疑者・樫村荘介(今井悠貴)の姉・茜。秘密の絆を持った難攻不落の姉弟として、キントリ・チームを袋小路に迷い込ませる。

◆天海祐希、松本まりかに感謝!

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『ホリデイラブ』(2018年)で“あざとかわいい悪女”役を演じ、世間の話題をさらった松本まりか。

そんな松本がキントリを相手に怪演爆弾を連続投下! 天海ら手練の役者がそろったキントリ・チームですらも思わず不意を突かれるような芝居を縦横無尽に繰り出し、爆発的な化学反応をもたらした。

その芝居合戦に、常に高みを目指す天海も充実感を覚えたようで、松本に謝意を表明。松本は「天海さんは隅から隅まで受け入れてくださる方で…。撮影初日の最後にも『役をすごく丁寧に作ってくださって、ありがとうございます』と言ってくださったんです。その言葉に心の底から感激してしまって!」と声を弾ませ、興奮冷めやらぬ様子だった。

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誰もが緊張する取調室で、臆することなく痛撃の芝居を打ち放った松本。そのある種やりたい放題の芝居ができたのは、ほかでもないキントリ・メンバーのおかげだったという。

「ビックリするくらい皆さんが優しく受け入れてくださって…。『私はどんな芝居が来ても大丈夫だから!』と言ってくださる天海さんをはじめ、皆さんがお芝居を生かしてくださったんです」と松本。撮影では彼女の芝居を受けみんなで動きを相談し合うなど、熱いやりとりが交わされた。

そんななか、天海からも次々と想定外の芝居が仕掛けられ、松本の心を揺さぶったそう。なかでも松本が感銘を受けたのは、茜が有希子につかみかかるシーンでの出来事。

「私が天海さんにつかみかかった後、台本にはなかったんですけど、お芝居の延長で天海さんが私を抱きしめて、背中をトントン優しく叩いてくださって…。思ってもなかった安心感が湧いて、ほろっとしちゃいました」と裏話を明かす。

そして松本は夢見心地の表情を浮かべながら、「いろんなものを引き出していただけてシビれましたし、お芝居って楽しいなって感動しました」と撮影を振り返った。

◆“つらい道のり”だからこそ得られた収穫

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松本が演じる茜はいくつもの顔を持ち、ちょっとやそっとでは歩み寄れない複雑な役どころ。

「私自身の足りない部分や、行き過ぎてはいけない部分を直視しないと演じられない役だったんです。だから、すごくキツかった」と吐露する松本だが、つらい道のりだったからこそ大きな収穫もあったそう。

「現場に行ったら皆さんが『ウェルカムだよ、カモン!』という空気で、すごく優しくしてくださって、うれしくなって。 “うれしい”という感情は、つらさや苦しさを乗り越えた先にあるんだなってあらためて思いました。そんな経験をさせてくださったキントリの現場は“極上”でした!」と笑顔で語った。

苦難の役作り、キントリ・チームとの熱のこもったセッションを経て、炸裂した松本の怪演。百戦錬磨のキントリ・メンバーとの抜き差しならないガチ対決に期待だ。

※番組情報:木曜ドラマ『緊急取調室』第4話
2019年5月2日(木)午後9:00~午後9:54、テレビ朝日系24局