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武井咲、『黒革の手帖』で最年少ヒロインに!大役挑戦に最初は「やりたくない!(笑)」

2017年7月に、テレビ朝日系で松本清張の不朽の名作『黒革の手帖』が新たにドラマ化されることが決定。さらに、同作の主人公・原口元子を女優・武井咲が演じることが発表された。

©テレビ朝日

これまで同作がドラマ化された際に山本陽子米倉涼子が演じてきた“稀代の悪女”原口元子役を史上最年少の若さで演じる武井。今年で24歳を迎える彼女は、「銀座最年少ママ」という新たな設定とともに、「清張史上最強」と言われる“悪女”の物語に新風を吹かせる。

 

◆ 武井「この作品を機に成長したい」

松本清張の没後25年という記念すべきタイミングで新たにテレビドラマ化される本作。

物語では、派遣社員として勤めていた銀行から1億8千万円もの大金を横領した原口元子が、その金と借名口座のリストが記された“黒革の手帖”を盾に、銀座に自身のクラブ「カルネ」をオープン。愛と欲望が渦巻く街・銀座を舞台に、危険と知りながらも“黒革の手帖”を武器に魑魅魍魎の“怪物”たちと渡り合っていく元子の孤高の戦いを描く。

今回が清張作品初挑戦とあり大きなプレッシャーを感じているという武井は、「この作品を機に成長したい」と意欲十分。

さらに本作でこれまであまり演じたことのない“悪女”を演じることについても、「みなさんが抱く私のイメージも変わっていくかもしれませんが、その変化も怖くない、むしろそうならなくてはいけない」と、強い思いを明かしている。

いつの時代も色褪せない骨太の原作に加え、今作では昨今広がる“富の格差”、ガラスの天井を突きつける“男社会”など、現代が抱えるタブーにも鋭く切り込み、社会に一石を投じる。

武井咲による2017年版『黒革の手帖』は、この困難な時代を生きる視聴者の日常に大きな風穴を開けることができるのか? 注目だ。

 

◆武井咲コメント全文

『黒革の手帖』という、これほどの大作。果たして自分に務まるのか、まして事務所の先輩である米倉涼子さんが主演をされた作品でもありますので、とにかくプレッシャーが凄いです。最初にお話をいただいたときは「やりたくない!(笑)」と不安で逃げ出したい気持ちにもなりましたが、今はようやく楽しみのほうが大きくなってきたかな…?

役柄上、和装でのお芝居も多くなるのですが、着物って着るだけで意識が変わりますね。これから本物の銀座を体験して、そこで得たものや所作などを役に反映させていきたいです。

原口元子という女性の生き方は素直に「かっこいいな」と思いますし、悪い人間を蹴落としていく、という部分に気持ちよさを感じます。私はこれまで等身大の役が多かったので、エッジの効いた役、今までとはひと味違った役をできることが楽しみです。今回、元子という悪女を演じるということで、みなさんが抱く私のイメージも変わっていくかもしれませんが、その変化も怖くない、むしろそうならなくてはいけない、と強く思っています。

このような大作に挑戦することに多少の躊躇いはありますが、勇気を出して一歩踏み出すことでひとつ上のステージに引き上げていただき、そこでどれだけ自分が頑張れるかが勝負なのかなと思います。銀座のママ、悪女、という“大人の女性”な役柄のお芝居ができることを嬉しく思いますし、松本清張作品に出られることも、とても光栄です。この作品を機にひとつ成長できればいいなと思っています!

※番組情報:『黒革の手帖』
2017年7月スタート! 毎週木曜日 夜9:00〜9:54、テレビ朝日系24局

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