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アガサ・クリスティ人気4位の『予告殺人』、沢村一樹×大地真央でSPドラマ化

2019年春、テレビ朝日が送るアガサ・クリスティ作品第4弾として『予告殺人』が放送される。

今回、2017年3月に日本初映像化作品としてテレビ朝日で制作・放送された『そして誰もいなくなった』、そして2018年3月の『大女優殺人事件~鏡は横にひび割れて』でも活躍を見せた沢村一樹が三度目のアガサ・クリスティの世界に挑む。

©テレビ朝日

今回の『予告殺人』は、クリスティー・ファンクラブ選出の“人気作品ベストテン(1982)”で『そして誰もいなくなった』『アクロイド殺し』『オリエント急行殺人事件』に次いで第4位を獲得、“マープルシリーズ”のなかではトップに輝いている、非常に評価の高い作品だ。

ある朝、新聞の広告欄に唐突に掲載された「殺人のお知らせ」。果たして、世にも恐ろしい殺人の予告は本物なのか…? 壮大な謎とともに幕を開ける本作は、その予告通りの日時と場所で殺人が起きるという衝撃の展開へと発展していく。

◆沢村一樹“ちょっと変わった刑事”演じる

“予告された殺人事件”の謎に挑むのは、沢村一樹演じる警視庁捜査一課・特別捜査係の相国寺竜也(しょうこくじ・りゅうや)警部。キレ者だけどちょっと変わったドラマオリジナルのキャラクター・相国寺が、アガサ・クリスティの世界で躍動する。

3年連続でのアガサ・クリスティ作品出演に沢村は、「まさかやらせていただけるとは思ってもいなかったので、うれしかったし、とても光栄」とコメント。

また、「この『予告殺人』はアガサ・クリスティ作品の中でも、視聴者のみなさんが身近に感じながらご覧になれる作品なのではないかと思います」と今作の魅力も語った。

そして今作で沢村と対峙するのは、大地真央。『そして誰もいなくなった』でも豪華俳優陣のひとりに名を連ねた大地が、再びアガサ・クリスティの世界に戻ってくる。

演じるのは、殺人を予告される“小径の館”の美しき当主・黒岩怜里(くろいわ・れいり)。周囲からは「レーリィ」の愛称で呼ばれ、友人や居候、下宿人などを館に住まわせて面倒を見ている、愛情深い女性だ。

沢村と大地が、『予告殺人』というアガサ・クリスティの世界で、いったいどんな駆け引きを見せてくれるのか――“平成最後の”アガサ・クリスティ作品に期待だ!

◆沢村一樹(相国寺竜也 役)コメント

「まさかこの相国寺というキャラクターで3つめのアガサ・クリスティをやらせていただけるとは思ってもいなかったので、今回の『予告殺人』のお話をいただいたときはうれしかったですし、とても光栄に思っています。

アガサ・クリスティには本当にいろいろな作品があって、作品によってスケールも違えば、場所も違い、そして登場人物たちのキャラクターも違う。この『予告殺人』はそのなかでも、視聴者のみなさんが身近に感じながらご覧になれる作品なのではないかと思います。

大地真央さんとは2017年の『そして誰もいなくなった』のときにご一緒させていただいたのですが、あのとき僕は事件現場にいない役だったので、顔を合わせてお芝居させていただくのは今回が初めてなんです。

『そして誰もいなくなった』のときに一度お食事会がありまして、そのときにお会いした大地さんはとてもお茶目な方。いらっしゃるだけで場が華やかになる雰囲気を持った方だという印象でした。現場でもそのままの華やかな方で、とても楽しく撮影させていただきました!

大地さんの持っている、どこか浮世離れした雰囲気ってアガサ・クリスティの作品にとてもマッチしていると思うんです。今回、大地さんが演じられているレーリィという女性もちょっとお茶目でかわいらしくて、だけど奥にはまた別の厳かな顔を持っていて…。今となっては大地さん以外には考えられない役どころだと思います。

また今作では相国寺が『恋をする』という、これまでにない展開も待っています。相国寺はこのキャラクターですから、恋をしたらどんな風になるんだろうと考えたのですが、現場に入り、相手の女優さんにお会いしたら、意外とすんなり恋に落ちることができました。

相国寺はどんな人にどんな恋心を抱くのか、そちらにもぜひ注目していただきたいです! リラックスしながら、2時間どっぷりとアガサ・クリスティの世界に浸ってみてください」

※番組情報:ドラマスペシャル「アガサ・クリスティ『予告殺人』」
2019年春放送