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杉山清貴&オメガトライブを成功に導いたイメージ戦略 取材には”模範解答”も

いま一番聞きたいあの人の言葉を心の奥底から引き出すインタビュー番組『ザ・インタビュー~トップランナーの肖像~』(BS朝日)。

2月23日(土)に放送される同番組には、今年還暦を迎えるシンガーソングライター・杉山清貴が登場する。

©BS朝日

1983年、杉山清貴&オメガトライブとしてデビュー。スーツにサングラス、レコードジャケットに風景写真を使い、曲はスタイリッシュ。ファッショナブルな80年代を象徴するグループだった。

その後、ソロ活動でヒット曲を量産し、80年代のミュージックシーン、J-POP/J-AORのカリスマ的存在に。

デビュー35周年となる今も、年間90本以上のライブを精力的にこなしている。そんな歌声に満ちた半生に、人生を楽しむヒントが隠されていた。

◆オメガトライブ人気絶頂で突如解散の“舞台裏”

シンガーソングライター・杉山清貴。1959年7月17日、神奈川県横浜市で生まれる。父親は警察官、母親は三味線の師匠で、杉山自身も三味線を習っていたという。

小学5年生のときに聴いたザ・ビートルズの『レット・イット・ビー』に衝撃を受け、音楽に夢中になる。

高校卒業後にライブハウスでバイトを始め、のちに杉山清貴&オメガトライブとなるバンド「きゅうてぃぱんちょす」を結成。

1983年、『SUMMER SUSPICION』でデビュー。曲を手掛けたのは唐珍化&林哲司のゴールデンコンビで、瞬く間にヒットチャートを駆け上がる。

与えられた楽曲の世界を壊さぬよう、杉山たちは表現者に徹した。作り手のイメージ通り忠実に歌うことに必死だったという当時を振り返る。

実は“杉山清貴&オメガトライブ”の成功は、事務所が打ち出したイメージ戦略によるところが大きいという。アーティストを写さない風景写真のジャケット、その狙いとは?

また、杉山をはじめメンバーには、インタビューの“模範解答”も用意されていた。その解答とは?

杉山清貴&オメガトライブは、人気絶頂の1985年に突如解散。2年8ヶ月という短い活動期間で60曲以上を発表した。解散の舞台裏、メンバーとの話し合いを、杉山が自身の言葉で語る。

バンド解散後、ソロ活動を開始した杉山は、80年代のミュージックシーンをリードし続けた。

あれから30年、透き通った歌声は当時のままだ。今回、その歌声を生で披露してくれた。

昨年、杉山清貴とオメガトライブのメンバーが久々に集まり、デビュー35周年の再結成ライブを行った。そして今年はライブツアーを敢行中。再結成したバンドメンバーへの思い、そして今後の夢とは?

 

※番組情報:『ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~
2019年2月23日(土)午後6:00~午後6:55、BS朝日