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上川隆也、オーケストラ指揮者に!人生初の体験に「存外の気持ちよさ」

事件現場に残された“遺留品”が持つ意味を徹底的に探り、声なき遺体が訴えたかったメッセージを代弁。事件そのものを解決するだけでなく、遺族の心情をも救う優しさと、超マイペースで空気を読まない不思議キャラで、視聴者を虜にしてきた刑事・糸村聡(上川隆也)――。

2月24日(日)に放送される、彼の活躍を描く『遺留捜査』最新スペシャル。オーケストラを舞台に起きた殺人事件を描く同作で、上川隆也が指揮に初挑戦する。

◆“糸村スタイル”でマエストロに

©テレビ朝日

今回、糸村たち“京都府警 特別捜査対策室”のメンバーが挑むのは、華やかなクラシックコンサートの公演の陰で起きた殺人事件。

殺された男の自宅からは1000万以上の価値がある高級バイオリンに加え、大粒のダイヤモンドも発見され、謎は深まっていくばかり。

やがて、宝石店襲撃事件との関わりも浮上するが、果たして2つの事件をつなぐ、謎の男の正体とは?

遺留品の“連鶴”の折り紙を糸口に、糸村が事件の奥底に潜む真実に迫る。

糸村が指揮に挑戦するのは、気鋭の指揮者・姫野剛志(村上淳)に事情を聴くため、音楽ホールでリハーサル中の彼を訪ねたシーン。

好奇心のままステージの譜面台に置いてあった指揮棒を手にした糸村は、何故だか実際にオーケストラの指揮を執ることに。

嬉々として指揮台に上がるが―その姿はもちろんスーツにスニーカー、斜め掛けバッグ…という、いつものスタイル! そんな“糸村スタイル”で挑むのは、ブラームス作曲の超有名なあの名曲。

指揮者によって奏でる音が変わるといわれるオーケストラだが、糸村の指揮は、相棒の刑事・神崎莉緒(栗山千明)が思わず「……ウソ――!」と衝撃を受けるような、驚きの展開に…? 糸村のマエストロぶりは見逃せない。

◆「本当に体験できてよかった」指揮の面白さに開眼!?

©テレビ朝日

今回、ホンモノのオーケストラを前に指揮棒を振る…という人生初の体験に挑んだ上川は「初めて指揮棒を持たせていただいたのですが、やはり自分の一挙手一投足にみなさんがついてきてくださるのは存外の気持ちよさでした」と、指揮者という仕事の醍醐味にすっかり魅了された様子。

「しばらく心の芯のなかに残りそうなほどの気持ちよさでした。本当に体験できてよかったと思える瞬間でした」と、感動の面持ちで語った。

◆上川隆也(糸村聡 役)コメント

――指揮に挑むシーンがあると知ったときの心境は?
「これまでも糸村はいろいろなことに挑んできたので、台本を読んだとき、特に大きな驚きはなかったです。ただ自分が指揮棒を振る、と視点を置き換えてみたとき、『どうしたもんだろう…?』とは思いました。

糸村が、折に触れ特殊な才能を披露しながら、事件と向き合っていくのが遺留捜査のひとつの持ち味。つまりは僕自身が演じながら挑戦を続けていくことになるのだろうと改めて思いました」

――実際に指揮に挑戦してみた感想は?
「初めて指揮棒を持たせていただいたのですが、やはり自分の一挙手一投足にみなさんがついてきてくださるのは存外の気持ちよさでした。舞台に立ってお客さまの前でお芝居している感覚に、少々似ているところもありました。

ただ、舞台には観客と作り上げていく空気感はあるものの、明確な応答といえるものはないんです。

でも、指揮者とオーケストラのみなさんはとても明確なコミュニケーションで結ばれているからこそ、こちらのアクションがわかりやすく跳ねかえってきて、それが演奏として耳に届いてくる…。

自分が投げかけたことへのリアクションとして、演奏者の音や動きを五感で受け取ることができるのは、お芝居とはまた違った、豊かなコミュニケーションだと感じ入りました。

そのやりとりは、しばらく心の芯のなかに残りそうなほどの気持ちよさでした。おそらく指揮のシーンは物語のなかのひとつの見せ場になるだろうと考えて挑んだのですが、本当に体験できてよかったと思える瞬間でした」

※番組情報:『遺留捜査スペシャル』
2019年2月24日(日)よる9時00分~よる11時05分、テレビ朝日系24局