のび太の家に行ってきた!ワクワクがとまらない仕掛けが満載<川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム>
日本人なら誰もが見たことがある、この“野比家”の玄関。
そう、国民的アニメ『ドラえもん』で主人公のドラえもんと野比のび太、そしてその家族が住んでいる家です。“その実物が見られるなんて!”と興奮が抑えきれないところですが、これは実は5分の1サイズのもの。
指を入れてみるとこの通り、サイズ感が伝わってくるでしょう。それでも、まるであの“スモールライト”で小さくしたかのような感覚に、やっぱり見ているだけで興奮してしまいます。
◆「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」がリニューアル!
さて、この1/5スケールの“のび太の家”が展示されているのは、「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」。
同ミュージアムではこのたび、2階にある“みんなのひろば”をリニューアル。これまでよりさらに遊びゴコロ溢れる空間に生まれ変わりました。
そんな“みんなのひろば”に新しく登場しているのが、“のび太の家”なのです。
◆タブレット端末をかざすと…驚きの展開が!
まず驚くのが、部屋の内部まで完全に“あの空間”が再現されているクオリティー。
押し入れのふすまが少し開いているところにワクワクしますね。いまにもドラえもんが出てきそうです! と、思ったら…。
のび太、そして、押し入れではなく引き出しからドラえもんが出て来てくれました!
そう、実はこの“のび太の家”は、誰もいないはずの部屋にタブレット端末をかざすとキャラクターたちが出てきて色々なお話が繰り広げられる、という仕掛けになっているのです。
これまたお馴染みの居間も、この通り!
タブレット端末をかざすことで、楽しい展開が巻き起こりました。お子さんたちが間違いなく大興奮する仕掛けですね!
◆さらなるリニューアル!
“みんなのひろば”のリニューアルは、これだけではありません!
こちらは、その名も「ボールころころ大騒動」。
複雑な仕掛けとなっている道を、ボールが運まかせに転がっていき、ボールが大小さまざまなTVモニターの後ろを通り過ぎるとお馴染みのキャラクターが登場するなど、ボールの動きに合わせて画面が変化! ボールの行方だけでなく、登場する画像・映像でも楽しめるようになっています。
そしてこちらは、「ギオン DE パチリ」。
まんがの中で臨場感を出すのに欠かせないもの、擬音。このコーナーでは、コマの中に入って登場人物になったつもりで多様な擬音とともに記念写真が撮れます。
あなたに合う“擬音”がきっと見つかることでしょう!
このほか1月25日(金)からは、2階の展示室Ⅱで“「キテレツ大百科」×「ドラえもん」江戸時代の発明と未来のひみつ道具”の第Ⅲ期が開催。
さらに、ミュージアムカフェや商品販売コーナーには、新メニュー・新グッズが多数登場しています。
また、2階Fシアターでは、2019年3月9日(土)より新作が登場!
新作のタイトルは、「ドラえもん&Fキャラオールスターズ『月面レースで大ピンチ!?』」(監督:寺本幸代)。
脚本を手掛けたのは、自身もドラえもんの大ファンであり、2019年『映画ドラえもん のび太の月面探査記』の脚本も手掛ける直木賞作家・辻村深月さんです。
辻村さんがFシアター用に特別に書き下ろした、藤子F作品オールキャラ出演の15分短編映像。声優陣もオールキャラで登場し、ここでしか観ることの出来ない、オリジナルで豪華な映像となっています。
とにかく盛りだくさんの一言に尽きる「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」のリニューアルとともに、こちらも必見です!