『必殺仕事人2019』放送決定!キムラ緑子が新加入、東山紀之の妻の叔母役に
2007年7月7日に東山紀之主演で復活を遂げた『必殺仕事人2007』。その人気時代劇シリーズが、2019年もスペシャルドラマとして放送されることが決定した。
今作からは東山紀之、松岡昌宏、知念侑李、和久井映見、遠藤憲一とおなじみの仕事人たちに加え、東山が演じる同心・渡辺小五郎の妻・ふく(中越典子)の叔母・てん役でキムラ緑子が出演する。
◆平成の最後を飾るにふさわしい巨悪を斬る
2007年に復活した“必殺シリーズ”は、今回のスペシャルで13年目に突入する。平成の最後を飾る本作で仕事人の敵となるのは、貧しくても懸命に生きる若者を食い物にして私腹を肥やす極悪非道な商人。この商人は、ひたすらマジメに働く若者の商才を利用しようと罠を仕掛ける。
商人に目をつけられてしまったがために、幸せな日々が一転、運命に翻弄されることになる若者と、彼を支える許嫁、2人の運命やいかに…!?
◆新レギュラーとしてキムラ緑子が加入
また、2017年6月に亡くなった野際陽子さんに替わり、渡辺家にも新しい同居人がやってくる。
野際さんは、新生・必殺シリーズが始動した2007年から2018年のスペシャルまで、東山演じる小五郎の義母・こうを演じてきた。孫を熱望するこうと、うだつの上がらない“婿殿”小五郎、そして、こうの娘で小五郎の妻・ふくの軽妙な掛け合いが、物語のよいスパイスとして人気を博していた。
本作では、こうの妹でふくの叔母・てん役でキムラ緑子が新加入。こうの遺志を継ぐ、クセが強めのてんとの同居生活がスタートし、やっぱり肩身は狭いまま…という、小五郎の“表”の顔にも注目だ。
キムラは、「初めて“必殺”の世界に入れていただくことになり、とてもうれしく思っております。私が演じる綾小路てんは、野際陽子さんが演じてこられた小五郎の義母・こうの妹です。こうの遺志をしっかり継いで、うだつの上がらない小五郎のお尻を叩いていきたいと思っております。“表”の顔の小五郎とのコミカルなやりとりを見て、楽しい気持ちになっていただければうれしいです」と作品への意気込みを語った。
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なお、2012年から本作のオープニングナレーションを務めている市原悦子さんが2019年1月12日に逝去。しかし、今後も“必殺シリーズ”のオープニングには、市原さんのナレーションが使われるという。
東山は「市原さんは本当に優しい先輩でした。ぜひ必殺の本編でもご一緒したかったです」とコメント。作品本編での共演が叶わなかったことを悔やむ一方で、今後も市原さんの声が作品のオープニングを飾ることを喜んだ。
※番組情報:『スペシャルドラマ 必殺仕事人2019』
2019年春放送予定、ABCテレビ・テレビ朝日系24局