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弘中綾香アナ、“自分に期待しない”生き方。新人アナウンサー達の「まさか」な1年

新しい元号を迎える平成最後の年、2019年が始まりました。

テレビ朝日アナウンス部のオフィシャルサイト「アナウンサーズ」では、今年も毎年恒例の“着物コンテンツ”が配信されていますが、今回テレ朝POST編集部では、着物に身を包んだ女性アナウンサーたちにインタビュー。

2018年に入社した住田紗里アナ・並木万里菜アナの2人の新人アナウンサー、そして先輩の弘中綾香アナに話を聞きました。

◆城島茂さんの優しい言葉

6歳からクラシックバレエを学んできた住田アナ。あえて着物でバレエのポーズに挑戦!(©テレビ朝日)

まずは、2018年10月から土曜朝の生放送情報番組『週刊ニュースリーダー』を担当している住田紗里アナ。入社してから嬉しかったことを聞いてみると…。

住田アナ:「まず、高校野球をはじめさまざまな“現場”と出会えることが毎回嬉しくて楽しいです。それがいちばんですね!

あとは、“伝わっている”ということを実感したとき。番組のお天気コーナーで、私が“乾燥”のことを伝えた回があったんです。『乾燥してきているので、私はハンドクリームがいつも手放せません』と何気ないことを言ったら、それをたまたま友人が見ていてくれて、『ハンドクリーム、わたしもいつも塗ってるよ!』とメッセージを送ってくれました。

本当に何気ないやり取りですが、それまで実はテレビで話しているという実感があまりなくて、でも観ていてくれる人がいて自分の話すことが届いているんだと思ったら、無性に嬉しくなりました」

6歳からクラシックバレエを学んできた住田アナ。あえて着物でバレエのポーズに挑戦!(©テレビ朝日)

さらに、こんな“嬉しい”エピソードも。

住田アナ:「また、『週刊ニュースリーダー』の担当初日は忘れられません。メインキャスターの城島茂さんに、初めてのオンエアが終わった後、『デビューに携わることができてよかったよ』と言っていただいたんです。その言葉をおっしゃるとき、本当に優しい目と優しい声をされていて…。小さい頃からテレビで観てきた方に嬉しい言葉をいただいて、すごく胸に響きました」

◆「まさかタモリさんの横に…」

そして、住田アナと同期の新人・並木万里菜アナは、担当番組が決まったことが何より嬉しく驚いたことだったそう。

©テレビ朝日

並木アナ:「10月から、『ミュージックステーション』のサブMCを担当しています。入社前の去年の10月から考えてみると、まさか1年後、あの『ミュージックステーション』でタモリさんの横に並んでいるとは思っていませんでした。本当に“まさか”で、毎週金曜日はいつも不思議な気持ちがします。

同じ空間の中にタモリさんとアーティストの方々がいて、時間を共有して、歌を披露してくださる…。そのスペシャルな感覚というのは、まだ慣れてはいないです。冷静に考えて、とにかくすごいことだなと…」

そんな並木アナ、夏に体験した忘れられない“失敗談”も明かしてくれました。

並木アナ:「夏の甲子園でアルプススタンドのリポートをしたとき、最終日に失敗をしてしまいました…。

ある高校の応援団の皆さんがバレーボール部員で結成されていて、私はそのことを是非インタビューの中で話してもらいたかったんですけど、緊張のせいか自分から、『なんとバレーボール部員で結成されているみたいですね!』と言ってしまったんです。そして、そのことに焦ってしまい、そこからリポート自体全然うまくいきませんでした…。

リポートが終わると、先輩からのアドバイスを求めるために1回アナウンス部に電話するんですけど、電話したら同期の住田がたまたま出てくれて、住田の声を聞いたらなぜか涙が出てきました…(笑)。そこで話を聞いてくれて、本当に助けられましたね」

◆弘中綾香アナ「自分に期待しない」

©テレビ朝日

嬉しかったこと、そして失敗談も明かしてくれた新人の2人。では、2人の5年先輩であり、並木アナにとっては『ミュージックステーション』サブMCの前任者でもある弘中綾香アナは、普段仕事とどう向き合っているのでしょうか。

まず、着物ということでお正月の定番の過ごし方について聞くと…。

弘中アナ:「お正月は…特に何も決めてないですね。東京の近くの出身なので、実家に(泊まりがけで)帰るとかもないんです。新年の定番があるとすれば、初売りに行くくらいでしょうか。目標とかも、半年くらい経つと結局覚えてないことが分かっているので(笑)、立てません!」

©テレビ朝日

目標は立てない弘中アナですが、そこにはこんな自己分析があるようです。

弘中アナ:「私は、あまり目標を考えないぶん、目の前にあることをひとつひとつクリアしていくタイプの人間なんだと思います。長期スパンで物事を考えるということを、あまりしないんです。ただ、小さな目標やゴールは設けるようにしています」

そしてここから、前向きな気持ちになれる“コツ”を話してくれました

弘中アナ:「長期的に大きなゴールは設けず、“アレをがんばった”とか“コレをやった”と、日々の細かいゴールを設定しています。で、小さいゴールを達成したら、好きなゴハンを食べるとか小さなご褒美を与えてあげる。そういうことで、すごく達成感が得られるんです。

あと、私はあまり自分に期待しないんですよ。たぶん、悩んでしまう人の中には、自分に期待し過ぎてしまうから大変になっている人も少なくないと思っていて…。できなかったことよりも、できたことに目を向けるほうが、前向きに生きていけるのではないでしょうか」

※配信情報:「アナウンサーズ新春着物壁紙コンテンツ2019
人気コンテンツが2019年も登場!女性アナウンサーの艶やかな“きもの壁紙”です。(こちらのコンテンツは2019年3月末までの配信です)
登場アナウンサー:野村真季、松尾由美子、矢島悠子、弘中綾香、住田紗里、並木万里菜