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30代女性アナの“乗り越え方”「愚直に続けることが大事」<松尾由美子&矢島悠子アナ>

新しい元号を迎える平成最後の年、2019年が始まりました。

テレビ朝日アナウンス部のオフィシャルサイト「アナウンサーズ」では、今年も毎年恒例の“着物コンテンツ”が配信されていますが、今回テレ朝POST編集部では、着物に身を包んだ女性アナウンサーたちにインタビュー。

ともに10年以上アナウンサーとして働いてきた松尾由美子アナ矢島悠子アナに、働く若い女性に伝えたいことを中心に話を聞きました。

©テレビ朝日/テレ朝POST

お正月は毎年実家のある宮崎県で過ごし、100歳近くになる祖父の家で親戚一同集まって日本酒を飲むのが定番だというテレビ朝日入社17年目(2002年入社)の松尾由美子アナウンサー。

2013年から平日朝の情報番組『グッド!モーニング』のメインキャスターを務めている松尾アナは、入社して間もない時期のことをこう振り返ります。

松尾アナ:「私が入社した年の他局の同期アナウンサーには、入社してからすぐにたくさんの番組に出てお仕事をバリバリがんばっている方が多くいました。そのような中で私が朝の番組につくことが出来たのは30歳を過ぎてからなので、自分で自分のことを“遅咲き”だと思っています。若い頃には、やっぱり焦りもありました」

では松尾アナは、焦ることもあった期間、どのように仕事と向き合ってきたのでしょうか。

松尾アナ:「その間、たとえば夕方の『スーパーJチャンネル』で7年間外回りのキャスターをやっていましたが、目の前にある仕事をとにかく一生懸命にやろうと思った7年間でした。今思うと、与えられた仕事を愚直に続けたことは本当に良かったなと思います」

そして、若い人、若い女性に向け次のように続けます。

松尾アナ:「シンプルですけど、“続ける”ってとても大切なことなんですよね。人生、我慢することがあれば、チャンスのタイミングがまわってくることも必ずあります。それまでは“今”という時間を大切にして、目の前のことを一生懸命がんばって続けていることが大事なんだと思います」

◆矢島悠子アナ「30代は、20代より格段にラク」

©テレビ朝日/テレ朝POST

続いて、入社14年目(2005年入社)の矢島悠子アナウンサー。

1年の切り替えは新年よりも誕生日だという考えが強く、お正月の過ごし方はあまり意識していないという矢島アナですが、年齢が変わる時にはしっかりと現在の自分の“点検作業”に重きを置くそう。

そんな矢島アナは、仕事における20代と30代の違いについて次のように話し、これから30代を迎える20代の人たちを励まします。

矢島アナ:「うまくいかない時や失敗した時、昔はその後に落ち込む時間が長かったのですが、年々それが短くなっています。というより、『落ち込んだ…じゃあどうするかなぁ~』って前向きに切り替えるのが早くなりました。

年次を重ねるなかで、仕事で落ち込むこと自体を多く経験してきたから、落ち込んでもきっと必ずこういう風に乗り越えられる…というパターンをもう覚えているんです。だから、すぐに切り替えられる。

それは30歳を超えてからで、本当に生きやすくなったポイントですね。20代より格段にラクになりました」

矢島アナはさらに、テレビ局で働く同世代の女性の話もまじえ、こう話します。

矢島アナ:「30代は、本当にラク。傷つかないというわけではないんだけど、乗り越え方も、あと自分自身のことも分かってくる。『あら、こういうことに傷ついちゃう私もかわいいじゃん』なんて思ったり(笑)。若い頃は受け止められなかったことも受け止められるようになるんですよね。

それは同世代の人たちも一緒みたいで、たとえば最近、同期でまったく別の部署にいる女子と会う時、愚痴を言うために集まってきた“女子会”だったはずが、近頃は結構アツい仕事の話になってることが多くて…。『なぁんだ、私たち仕事好きなんじゃん!』ってなって終わるんです(笑)。30代は仕事で出来ることも増えるし、楽しいですね!」

※配信情報:「アナウンサーズ新春着物壁紙コンテンツ2019
人気コンテンツが2019年も登場!女性アナウンサーの艶やかな“きもの壁紙”です。(こちらのコンテンツは2019年3月末までの配信です)
登場アナウンサー:野村真季、松尾由美子、矢島悠子、弘中綾香、住田紗里、並木万里菜