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元宝塚トップスター・柚希礼音が語るチームをまとめる秘訣「相手を信じて待つ」

毎日を頑張っている女性ゲストの話に耳をかたむけるBS朝日の番組『金曜日くらい褒められたい』。5月12日(金)放送の同番組に、元宝塚歌劇団の星組トップスター・柚希礼音が登場する。

©BS朝日

入団11年目という宝塚では異例の早さでトップスターに就任した柚希は、歌・芝居・ダンスの三拍子そろった実力派。

6年間トップを務めあげたのち卒業したが、そのラストショーは国内外48ヶ所でライブ中継がされるほどの人気ぶり。公演終了後の劇場前には史上最高といわれる1万2000人のファンが駆けつけ、別れを惜しんだ

 

◆実はコンプレックスがたくさんあった?!

そんな絶大な人気を誇る柚希だが、様々なコンプレックスを抱えていたといい、すらっとした体格もそのうちのひとつ。しかし宝塚の男役になることで、「舞台に立つとプラスになる」と分かったそう。

また、気にしていた“頬骨”はメイクでシャープに見せる技術を身につけ、逆にチャームポイントと教わった“目”はより一層視線が集まるように工夫したと話す。

容姿以外ではなんと“歌”がコンプレックスだったというが、代役を立てられそうになり悔しくて必死で練習を重ね、いまに至ると話す。

自分のコンプレックスから逃げるのではなく、向き合い、それをプラスに変える方法を編み出すことで「柚希礼音」という存在を作り上げたのだ

 

◆柚希流「チームをまとめる秘訣」

そして、星組のトップとしておよそ80人ものメンバーを長きに渡り引っ張ってきた柚希。その中で心がけていたことは、「相手を信じて待つ」こと。

トップになりたての頃は星組を一番踊れる組にしたくて、無理にみんなを引っ張ろうとしていたとか。口うるさく「なんでできないの?」という雰囲気を出す自分に、稽古場は殺伐とした雰囲気に…。その上、責任感からか10キロも痩せてしまったそう。

しかし、みんなが付いてこない原因は自分にあると思い直し、黙々と自分の練習に打ち込むようにすると、「どうやったらできるんですか?」と聞いてくれるようになったという。

柚希は、「“教えてあげよう”ではなく、“教わりたい”と思わせることが大切」と語る。

(※追記:表記に間違いがあったため、修正いたしました。)

※番組情報:『金曜日くらい褒められたい
2017年5月12日(金)午後10:00~午後10:54、BS朝日