全身整形ナース熱演の橋本マナミ、被害妄想でヒステリックな役柄は「やりやすい」
4月から放送を開始した金曜ナイトドラマ『女囚セブン』(テレビ朝日系、毎週金曜よる11:15~)。
主演の剛力彩芽演じる神渡琴音(かみわたり・ことね)が毎回“京都弁”で啖呵を切る場面などが話題の同作だが、5月12日(金)に放送される第4話で注目すべき存在となるのが、橋本マナミ演じる矢島千鶴香(やじま・ちづか)だ。
千鶴香は、業務上過失致死で服役している、不倫にハマった有名美容整形外科の看護師。
実は全身整形サイボーグでその美しさが偽物であるため、異常なまでにひがみっぽく、千鶴香の話をしていなくても「いまみんなで私の悪口言ってたでしょ!」と被害妄想癖で泣き出してしまうことが多々あり、そのヒステリックさに女囚たちはみな手を焼いている。
そんな“ネガティブモンスター”な千鶴香について、橋本マナミ自身はどう感じているのか? 聞いてみた。
橋本:「結構似ているところがあると思うんです、私自身と。いま私は、テレビでは“セクシーで派手”というイメージで出させていただいてると思うんですけど、実際元々はすごく暗いんですよ。家からあまり出たくないですし…。
それでいて、千鶴香は感情の起伏がすごく激しい人で、暗い部分もあれば、いきなり怒ったり泣いたりとヒステリックになる部分もある。私は、普段はおさえていますけど、出していないだけでそういう“ヒステリックになりたい”という願望はあるので(笑)、ドラマだとそれが思う存分できるから、すごくしっくりくるしやりやすいですね」
では、千鶴香と比べて“似ていない”部分は?
橋本:「千鶴香は“全身整形サイボーグ”で、自分の見た目をすごく気にする性格ですけど、私自身は普段、見た目を気にしたりすることは全然ないんです。そこは似ていないところですね。メイクとかほとんどしませんし、“美”とかもあまり意識していません」
このように、千鶴香と比較して意外な性格を語ってくれた橋本マナミ。“腹黒”な女囚たちが登場しマウント合戦を繰り広げる本作にちなんで、橋本自身の腹黒なところについても聞いてみた。
橋本:「なんでもかんでも“かわいい!”って言う人が実は苦手なところですかねぇ。
たとえば女子会みたいな人が集まる場で、他の人の服装とかを見て、“かわいい!”ってテンション高く言いまくる女子がいるんですよ。いやいや、そんな思ってないでしょって(笑)
やっぱりああいうのって、自分に自信があって、自分がかわいいって言われたいからこそ他人になんでもかんでも“かわいい!”って言ってしまう部分があると思っていて、私はそれがイヤだから、本当にかわいいと思ったときにだけ、テンションをあまり上げずに“かわいいね”って言うようにしてます」
そんな橋本に対し、彼女が演じる矢島千鶴香は、とにかく「かわいい」と言われたい全身整形サイボーグ…。一体彼女は、第4話で剛力彩芽演じる琴音からどんな言葉で啖呵を切られるのか? 注目だ。<撮影:長谷英史>
※番組情報:『女囚セブン』第4話
2017年5月12日(金)よる11:15~深夜0:15、テレビ朝日系24局(※一部地域をのぞく)