令和ロマン・くるま、“M-1が失ってしまったもの”を実感「ミルクボーイさんが優勝した時…」
令和ロマン(髙比良くるま・松井ケムリ)がゲストとともに、娯楽やカルチャーの未来を語り合う『令和ロマンの娯楽がたり』。1月3日(土)に放送された同番組では、くるまが「今後のお笑いが向かう先」について持論を語った。
【映像】令和ロマン・くるま「時代が来ると思う」可能性を感じる意外なコンテンツを紹介
番組内で、くるまが指摘したのは笑いの“局地化”だ。「お笑いは限られた人が見るものにどんどんなってきている。狭くなったコンテンツをいかに横のコンテンツにつなげるかが流行るということだと思うんです」と分析。
そのフォーマットの成功例としてオーディション番組を挙げ、「ただ歌って踊るアイドルを見るよりも、努力をしている様が見たいスポーツ好きな人が見るようになったり、ビジネスとして見たり。大事なのは物語を作ることで、(視聴者に)それを体験させて共感させる必要がある」と語った。
さらに、現代のエンタメは「無名な人の成長物語」か「圧倒的なスター」かの二極化が進んでいると指摘。「みんなあの手この手で無名の発掘をする。M-1も本来はそうだったんですよ」と、賞レースが担ってきた役割に触れた。
昨今の『M-1グランプリ』では予選動画が公開されることもあり、完全に無名な芸人が発掘される感覚が薄れている。くるまは「いきなり決勝戦に行ったりすることがどんどん難しくなった。積み重ねて優勝するから、みんなに知られている状態になっちゃっている。スパークしてないんですよ。ミルクボーイさんが優勝した時みたいなスパークがもうないんです」と語った。
そのうえで、「次の形態として最新」と絶賛したのが、ニューヨークのYouTubeチャンネルだ。「ニューヨークさんだけ圧倒的に無名な人を取り上げているんです。M-1がやってた作業を、今ニューヨークチャンネルがやってるんですよ」と分析する。
無名な芸人の物語を唯一取り上げているという同チャンネルについて、くるまは「ああいう一切世に出てない劇場ならではの、小さいお話みたいなのが(いい)。物語がめっちゃある」と高く評価。ダウ90000・蓮見翔も「少ないカメラで映し続けてる(笑)。内容面白すぎるのに」と、作り込まれていないからこその魅力を語った。
くるまは、本人の自薦ではなく、周囲が面白がって何度も話を聞くうちに物語化されていく独特なプロセスにも注目。「コメント欄でみんなが想像する余白がある。『本当はこう思っているのでは』って盛り上がってるんですよ。あれをちゃんとしたチームで運営すれば時代が来ると思うし、それが新しい形だと思う」と、可能性を感じていた。
そのほか番組では、「次のオーディションをやるべきジャンルは?」「2026年はコイツを青田買いしろ!」というテーマでも白熱した議論を展開している。永野が“期待外れ”だった若手芸人を実名でこき下ろす場面も。
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