「タバスコを日本に広めたのは猪木さんです」ケンコバが語る昭和プロレスラー列伝 都内でライオン飼育も
12月19日(金)深夜に放送されたスポーツバラエティ『オフレコスポーツ』には、プロレス通で知られるケンドーコバヤシがゲスト出演。プロレス界の偉大なレジェンドが残した規格外の伝説について語った。
【映像】タバスコ普及、ライオン飼育、そして仏像に…ケンコバが語るアントニオ猪木さんの伝説
来年1月4日に棚橋弘至の引退試合が控えていることにちなみ、番組では1998年に行われたアントニオ猪木さんの引退試合をあらためて振り返ることに。
ケンコバは「猪木さんの引退試合の相手、ドン・フライは当日に決定しました」と意外な事実を明かした。4人の選手がトーナメントで戦い、勝ち上がった者が猪木さんと戦えるという異色の形式だったためだ。
誰と戦うか直前までわからないため、もちろん事前の対策などは立てられない。ケンコバは「誰が来ようがいつ何時、誰とでも戦う。これが猪木さんの(スタイル)」とその偉大さを称えた。
そんななか、プロレスをほとんど見ることのないMCの近藤千尋は、「アントニオ猪木さんって、何がいちばんすごいんですか?」と素朴な疑問を投げかける。
ケンコバは、猪木さんの言葉を借りて「プロレスに“ころし”を持ち込んだ人なんだよ」とキッパリ語った。これは「ころす気でやる」や「殺気」を意味しており、数々の総合格闘技も源流をたどれば猪木さんにたどり着くという。
さらにケンコバは、猪木さんの規格外の私生活についても話を展開し、「都内で大型のライオンを飼っていました」と告白! スタジオから「ええっ」「飼っていいんですか!?」と驚きの声が上がった。
ケンコバは「まあ昭和やからね」と苦笑い。2017年に当時参議院議員だった猪木さんが国会で自ら発言したことだという。
さらに、「タバスコを日本に広めたのは猪木さんです」と、猪木さんが展開していたビジネスについても明かした。現役時代に貿易会社を立ち上げ、「これは日本で売れるんじゃないか」と思いついてメキシコから輸入して販売していたそう。
極めつけは、寺の仁王像にアントニオ猪木モデルがあるという伝説だ。東京の池上本門寺には猪木さんの師匠・力道山のお墓があり、「門番になれるなら本望です」と快諾したとのこと。
ケンコバは「生きた人間が仏像のモデルになったなんて、たぶん宇宙初」と笑い、近藤も「すごすぎる」と目を丸くしていた。
そのほか番組では、棚橋弘至と猪木さんの意外な共通点も明らかに。また、“ミスタープロレス”天龍源一郎の引退試合や現役時代の男気あふれるエピソードについても語られている。
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※番組情報:『オフレコスポーツ』(バラバラ大作戦)
毎週金曜 深夜2:43〜、テレビ朝日(※関東ローカル)










