
『緊急取調室』全力で戦い抜いた12年!感動のクランクアップで“男泣き”も
本日12月18日(木)、天海祐希主演『緊急取調室』第5シーズンの最終回が放送される。
前回放送の第8話から放送されている、玉山鉄二と大橋和也(なにわ男子)をゲストに迎えた“連ドラ最後の戦い”がついに決着の時を迎える。
警察学校の射撃訓練中に突然、同期生に向けて発砲するも、いまだ理由を語らない学生・宮本健太郎(大橋)。
一方、「学生たちの個人情報流出を防ぐため」との理由から、指導にあたっていた教官・滝川隆博(玉山)は、銃弾が命中した瞬間が記録されている監視カメラの全体映像の提出を拒否。
時を同じくして、キントリと連携する捜査一課のもつなべコンビ(速水もこみち、鈴木浩介)は、滝川教場に漂う異様な空気を察知するが、依然として事件の真相は謎に包まれている。
そんななか、「宮本の真の標的は、滝川だったのでは?」――前回ラストで浮上した新たな仮説のもと、有希子らキントリは、かつての仲間だった捜査一課の刑事・生駒亜美(比嘉愛未)と酒井寅三(野間口徹)、山上善春(工藤阿須加)の協力も得ながら、一糸乱れぬ総力戦で捜査を展開。
事件の全容を解明すべく、ついに連ドラ最後の取調べ、滝川の聴取に踏み切る。
天海祐希VS玉山鉄二――。これまで『BOSS』シリーズ(2009、2011年)など数多くの作品でタッグを組み、厚い信頼を寄せ合う2人だからこそ成し得た容赦なき芝居合戦に期待が高まる。
◆天海を筆頭にキントリメンバーが揃って撮了!
そして、最終回の放送をひかえ現場はクランクアップ。
長年にわたって『緊急取調室』を支えてきた主演・天海をはじめ、田中哲司(梶山勝利・役)、速水もこみち(渡辺鉄次・役)、鈴木浩介(監物大二郎・役)、塚地武雅(玉垣松夫・役)、でんでん(菱本進・役)、小日向文世(小石川春夫・役)が、感無量の面持ちで撮影最終日を迎えた。
天海と共にキントリメンバーを演じてきた面々は、シリーズ最後の撮影を終えた瞬間、さまざまな思い出が脳裏をよぎり、熱い思いがこみ上げてきたよう。
「12年間、本当にご迷惑ばかりおかけしましたが、天海さんをはじめ、皆さんのおかげで走り続けることができました」(田中)
「今日は僕の誕生日。クランクアップと重なった、この日は一生忘れられない」(塚地)
「12年間、『感謝』の二文字しかありません」(でんでん)
「この現場が大好きなので、お別れするのが正直寂しい」(小日向)
と、それぞれ言葉にできない思いも秘めながらキントリ愛をにじませた。
一方、もつなべコンビを演じた鈴木はあふれる思いを抑えきれず、「勉強させてもらって、うれしかったです」と男泣き。第1シーズンから鈴木とバディを組んできた速水も涙を流し、「ものすごく寂しい気持ちもありますが、12年間とっても楽しかったです」と語るなか、田中が「俺も危ない(笑)」と漏らし、ぐっと涙をこらえる一幕もあった。
そんな仲間たちの先頭に立ち、12年にわたって手強い被疑者たちと全力で戦い抜いてきた天海は、「皆さんの力をお借りしなければ、私は今ここに立てていません。心から感謝を込めて…ありがとうございました!」と、しみじみとした表情で挨拶。
また、応援し続けてくれた視聴者に対しても、「皆様にも感謝の気持ちでいっぱいです。ぜひ劇場版も含めて最後まで…私たちキントリチームが頑張る姿を見届けていただけると、うれしいです」と、スペシャルメッセージを寄せている。
◆クランクアップ コメント(全文)
<天海祐希(真壁有希子・役)>
皆さんの力をお借りしなければ、私は今ここに立てていません。たくさんのスタッフの方、共演者の皆さんにはたくさんご迷惑をおかけしましたが、皆さんがいろんな場所で戦ってくださったからこそ、新しい試みとして始まった『緊急取調室』が12年も続き、刑事ドラマのひとつのジャンルとして定着することができたんじゃないかなと思います。
私がここまでやってこられたのは、皆さんのおかげです。心から感謝を込めて…ありがとうございました! 次はまた違うかたちでお目にかかれれば…と思います。
そして、ずっと応援し続けてくださった視聴者の皆様にも、感謝の気持ちでいっぱいです。
連ドラはもちろん、ぜひ劇場版も含めて最後まで…私たちキントリチームが頑張る姿を見届けていただけると、うれしいです。私たちにとって、完結編となる劇場版はご褒美のような作品。と同時に、皆様への感謝の気持ちを込めた作品でもあります。大きなスクリーンで、ぜひキントリを見届けてください。
<田中哲司(梶山勝利・役)>
12年間、ありがとうございました。本当にご迷惑ばかりおかけしましたが…天海さんはじめ、皆さんのおかげで、走り続けることができました。
<速水もこみち(渡辺鉄次・役)>
ものすごく寂しい気持ちもありますが、12年間とっても楽しかったです。これまでは鈴木(浩介)さんと2人で撮影最終日を迎えることがほとんどでしたが、今日はキントリメンバーの皆さんと一緒に終えることができて、うれしく思います。12年間、ありがとうございました!
<鈴木浩介(監物大二郎・役)>
12年間、本当にお世話になりました。本当に勉強になりました。(あふれる涙を抑えきれず、声を震わせながら…)勉強させてもらって、うれしかったです。すみません!ありがとうございました!
<塚地武雅(玉垣松夫・役)>
本番中はカッコいいけれど、普段はおしゃべりな(笑)諸先輩方の、メリハリの利いた姿勢を見習うべきだなと思いながら、毎回撮影現場に来ていました。今日は僕の誕生日。クランクアップと重なった、この日は一生忘れられないと思います。
<でんでん(菱本進・役)>
『緊急取調室』が始まったのが60代で、終わったのが70代。今度皆さんとお会いする時は、80代かもしれません(笑)。60代の時は近眼だったのですが、今は老眼になり、老眼鏡の宣伝までするようになりました。また不思議なことに、始まった時はハゲでしたが、今はふさふさです。12年間、「感謝」の二文字しかありません!ありがとうございました。
<小日向文世(小石川春夫・役)>
12年間、本当にありがとうございました。僕はこの現場が大好きなので、お別れするのが正直寂しいです。またどこかで、時代モノでも何でもいいから、同じメンバーでやりたいです。ちょっと長生きして、皆さんと再会できるのを楽しみにしています。
僕も50代後半から『緊急取調室』に参加して、今は70代ですから(笑)。体調管理に気を付けて、再会できるのを楽しみにしています。
※番組情報:『緊急取調室』最終回 拡大スペシャル
2025年12月18日(木)よる9:00~10:00、テレビ朝日系24局
※ドラマ『緊急取調室』は、TVerにて無料配信中!(期間限定)
※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では過去回も含めて配信中!












