元サッカー日本代表の退団の裏側を槙野智章が告白「アイツのあの行動、カッコよかった」
11月20日(木)に放送された見取り図の冠バラエティ『見取り図じゃん』では、憧れの先輩や大物の伝説級エピソードを語り合う企画「やっぱり…カッケェ話」後編を実施した。
槙野智章は、日本代表でも共にプレーした“元相棒”が、退団を覚悟してまでとった行動について明かし…。
【映像】「ごめんなさい」元日本代表・柏木陽介がチームメートの前で…
前半に引き続き盛山晋太郎&リリー(見取り図)、久保田かずのぶ(とろサーモン)、根建太一(囲碁将棋)、みなみかわ、新山(さや香)、蓮見翔(ダウ90000)、こたけ正義感、しみけん、槙野智章が出演。
元サッカー日本代表の槙野は、現役時代のチームメートの話を明かす。それは同じく元日本代表選手で天才と称された柏木陽介のエピソードだった。
槙野によると、柏木は母子家庭で育ち、母親から「困っている人がいたら助けなさい」と言われてきた「すっごい優しいやつ」。先輩から可愛がられ、後輩から慕われるナイスガイだった。
しかし、コロナ禍である事件が起こる。当時、チームは沖縄で合宿を行っていた。会食が厳しく禁止されていた状況だったため、選手は皆外に食事に行きたいという気持ちを抑えながら日々を過ごしていたという。
そんななか「何かをしたい」という気持ちが日に日に募っていった柏木は、外食することを提案。当然ほかの選手たちはチームに禁止されているからと誘いを断ったが、柏木はとうとう外に出てしまった。
結局それがバレてしまい、問題視されると、十数年在籍したクラブだったにもかかわらず柏木は退団に追い込まれてしまう。たった1度の過ちに選手たちも柏木を擁護したが、それも叶わなかった。
チームメートは柏木を囲み「なんであれだけ禁止されている外食をしたんだ」と問いただす。すると柏木は客が来ず経営に困っていた店に現地の友人を連れて飲みに行ったといい、さらにこのように続けた。
「僕は退団を覚悟で、そのお店を守るために行ったんだ。ただそのお店を救いたかったんです。ごめんなさい」
規律を破った柏木の退団は当時大きな話題となったが、槙野は「僕らからすると、アイツのあの行動、カッコよかったよね」と思っていると明かした。
この話に対し、こたけは「言いづらいですけど」と口を開くと「ルールはルールなんで」と冷静な一言。
真っ当なツッコミに出演者たちは「そうやけど!」と笑うが、こたけは「退団は妥当です」と断言。槙野も「厳しい…」とつぶやくしかなかった。
番組ではこのほか、みなみかわが明石家さんまの“カッケェ話”を披露。みなみかわの発想のはるか上をいくさんまの行動に、スタジオに驚きの声があがり…。
※『見取り図じゃん』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)
※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では過去回も含めて配信中!
※番組情報:『見取り図じゃん』
毎週日曜深夜0:10~、テレビ朝日系











