会うための移動に10時間!1500km離れた“超別居婚”夫婦「俺ら最強カップルじゃん」
11月23日(日)の『新婚さんいらっしゃい!』に、1500キロも離れた“超別居婚カップル”が登場する。
北海道の東部、自然豊かな別海町で暮らす夫は、雪印メグミルク社の別海工場に勤務。寂しさから、1DKの自宅には妻からもらったものや関係するものを飾るコーナーがある。
そこから妻の自宅への移動は、実に10時間。車で40分の根室中標津空港から、飛行機で1時間40分の羽田空港へ。さらに東京・浜松町から10分歩き、大型客船・橘丸に乗り込んで6時間30分。東京都心から南へ約180キロの位置にある、人口約2,200人の伊豆諸島・三宅島で妻は暮らしている。
妻は東京都の職員で造園職。島全体が国立公園である三宅島で、公園の整備や改修工事を担っている。夫とは毎日テレビ電話をして、お互い予定がなければつないだまま。
寂しく不安になるときも多いようだが、やはりこれまでに3度も危機があったようで…。
東京出身の夫と岩手出身の妻。妻が大学4年生、夫が2年生だった5年前にバイト先で知り合った。
交際半年後には東京都の職員となった妻。その後、夫の就職が決まり、東京で同棲できるとワクワクしていた3月、夫から暗い声で「話したいことがあるから呑みに行きたい」との連絡が。
「実は配属先が北海道の別海町になった」という衝撃的な報告を受け、妻はお店で号泣。明るく送り出そうと切り替えたものの、別れの日が近づくにつれ不安と寂しさがつのり、4月までの1カ月間、毎日泣いて過ごしたという。
そして遠距離恋愛が始まり3カ月が経った頃、2度目の危機が。ビデオ通話時の妻に元気がない。周りの友人がデートや旅行を楽しむなか、この状況がいつまで続くのだろうとつらくなっていたそうだが、夫には何も言えない。
それを察した夫は、チケットもないまま空港のカウンターを訪ね、東京へと直行。すぐさま行動に移してくれる愛の大きさに妻は感激し、なんとか危機を乗り越える。
しかしそれから2カ月後、3度目のピンチが。
またまたビデオ通話時、どうやら妻が片手間に会話している。誰かにメッセージを送っていると察した夫は、ライバル出現かと怪しんだという。
妻はこれに「ライバルがいました」。夫がいつ帰ってくるかわからず、周囲も結婚しはじめるなか、言い寄ってくる男性と連絡を取っていたという。
焦った夫は、旭川で会う約束をしていた日に、その思いを手紙で告白。それを読んだ妻は、不安にさせた申し訳なさを覚えると同時に、これからもずっと一緒にいたいと愛を確認できたそう。
数々の危機を乗り越えた2人だったが、さらに驚きの知らせが。
妻に「三宅島の仕事で空きが出たから行ってみないか」という声がかかったらしく、「どう思う?」と夫に相談。止められるかと思いきや、「俺ら最強カップルじゃん。この状況、おもしろすぎない?」との言葉が。
ここまでいろんな山を乗り越えてきたので、これ以上怖いものはないと背中を押してくれたのだとか。
こうして超遠距離で交際を続け、2025年4月に結婚。お互い同じような環境で暮らしていることもあり、その不便さや自然の豊かさでマウントを取り合っているのだそう。
ラストは、いつも手紙で励ましてくれた夫に、妻から感謝のサプライズ手紙が披露される。
※番組情報:『新婚さんいらっしゃい!』
2025年11月23日(日)午後0:55~午後1:25、ABCテレビ系列全国ネット











