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『刑事7人』最終話、ひょうひょうとした吉田鋼太郎が…チームは大きな岐路へ

主人公・天樹悠(東山紀之)を中心とした個性あふれる刑事たちが、法医学の権威・堂本俊太郎(北大路欣也)とともに各々の得意分野を生かしながら凶悪犯罪を解決に導いていくドラマ『刑事7人』

©テレビ朝日

9月12日(水)に放送される第10話で、同作の第4シリーズは最終回を迎える。

 

◆専従捜査班、「20世紀最後の忘れ物」を懸けた闘いへ

吉田鋼太郎演じる片桐正敏(吉田鋼太郎)が作ったスペシャルチーム、「専従捜査班」。

天樹悠(東山紀之)を筆頭にさまざまな部署の人間が集められたこのチームは、一体なぜ発足されたのか? その答えは、片桐が時折ひそかに開いては見つめていた1冊の未解決捜査資料にあった。

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20世紀最後の日に発生した夫婦殺害事件。一人の女の“嘘の証言”によって誤認逮捕が生まれ、そのまま事件は迷宮入りとなっていた。

普段のひょうひょうとした姿からは想像できないほど真剣な眼差しで当時の捜査資料を読む片桐、そのかたわらには“獅子身中の虫”と書かれた古いメモ…。ただならぬ因縁を感じさせるこの事件が2018年、“嘘つき女”の再来によって再び動き出す。

闇に閉ざされた“20世紀最後の未解決事件”の真相を追うなかで、天樹・海老沢芳樹(田辺誠一)・水田環(倉科カナ)・青山新(塚本高史)・野々村拓海(白洲迅)・そして片桐・堂本俊太郎(北大路欣也)の7人は、大きな岐路に立たされることに――。

 

◆最終話あらすじ

片桐正敏(吉田鋼太郎)が、いつになく真剣な顔で「九頭竜商店殺人事件」の捜査資料に目を落としている。それは、間もなく20世紀が終わろうとしていた2000年12月31日に発生した事件。

九頭竜商店の夫妻が胸から血を流して死亡し、当時タバコ屋店主だった中澤皐月(鷲尾真知子)が、「右頬に大きな青いアザがある男を見た」と証言。やがて所轄署刑事の広岡健吉(清水宏)が証言通りの男を連行するが、のちに誤認逮捕だったことが判明…。いまだに真犯人が明らかにならないままになっていた。

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「獅子身中の虫」と書かれた古いメモ帳を隣に置いた状態で資料を見つめる片桐、その片桐を気にする天樹悠(東山紀之)。そこへ海老沢芳樹(田辺誠一)、水田環(倉科カナ)、青山新(塚本高史)が資料係に戻ってくる。

3人は資産家殺人事件の捜査にあたっていたが、警務部長・寺山章吾(宅麻伸)のお手柄で一日足らずで犯人が逮捕されたという。

だが数日後、交番に18年前の証言者・皐月がやって来る。皐月は「犯人は別にいる」と訴え、しかもそれは“右の頬に大きな青いアザがある男”だというのだ。なぜまたもや虚偽の証言で捜査をかく乱しようとするのか…?

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対応にあたった野々村拓海(白洲迅)は「犯人はすでに捕まっている」と伝えるが、皐月は頑として主張を譲らない。

なんとか野々村が皐月を帰らせるが、そのことを聞いた片桐の表情が一変、「俺はその女を、ずっと探してたんだ…!」。

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実は18年前、証言をしたのち皐月は姿を消していた。なぜそれが今になって現れ、当時と同じ証言をわざわざ告げにきたのか。目的を知るために皐月のもとへと向かう片桐だが、同じ頃、皐月は路上で倒れ病院に緊急搬送されていて…?

果たして“嘘つき女”こと皐月の目的は何なのか? そして片桐が18年前の事件に固執する理由とは?  闇に閉ざされた“20世紀最後の未解決事件”の真相が明らかになったとき、天樹ら専従捜査班の7人はある大きな岐路に立たされることになる…!

※番組情報:『刑事7人』最終話
2018年9月12日(水)午後9:00~午後10:09(※15分拡大)、テレビ朝日系24局