
世界中を熱狂させるBABYMETAL誕生秘話 メタルを知らなかった女子中学生が“覚醒”した瞬間「神が宿った」
今さら人に聞けないような“音楽の基本”から、制作の裏側や専門テクニックといった“マニアックな知識”までを掘り下げる『EIGHT-JAM』。
10月26日(日)に放送された同番組に世界的に活躍するBABYMETALが登場した。
今年5月、イギリス・ロンドンにあるO2アリーナで日本人アーティスト初の単独公演を開催したBABYMETAL。さらに、8月にリリースしたアルバムは、アメリカ・ビルボードの総合アルバムチャートで日本人グループ史上初となるTOP10に入るという快挙を成し遂げた。
今回はBABYMETALの3人に加え、生みの親であるプロデューサー・KOBAMETAL、結成時から振付指導をしてきたMIKIKOが世界中を熱狂させているヒミツを告白。
さらに、ファンを公言している凛として時雨のピエール中野、楽曲制作に参加しているPaleduskのDAIDAI、そしてメンバーとも親交のあるOfficial髭男dism・小笹大輔がその魅力を熱弁。BABYMETALがなぜここまで世界を熱狂させているのかを解き明かした。
【映像】世界中を熱狂させるBABYMETAL誕生秘話 メタルを知らなかった女子中学生が“覚醒”した瞬間「神が宿った」
2010年に結成したBABYMETAL。2011年に発表したデビュー曲『ド・キ・ド・キ☆モーニング』はアイドルソングのように聞こえるが、実はこの曲、激しいバンド演奏とスクリームが入ったメタル。
ピエール中野は「かわいい女の子が楽器を持たないでメタルをやる。そんなことメタラー(メタル好き)としては考えられないことだったし、おそらく世界で初めてのグループだった」とこの曲に衝撃を受けたと明かす。
そもそも彼女たちは、なぜメタルをやることになったのか?
BABYMETALが結成された2010年当時、音楽シーンはグループアイドルが全盛の時代。そんななかメタルに行き着いた理由について、KOBAMETALはこのように語った。
「当時はグループアイドルなどがたくさんいた戦国時代で、どうやってカウンターをぶつけていくか。他のグループがしてなくて、自分が好きで一番自信を持てるメタルをやろう!! 他がやっている握手会は一切せず、ストイックにライブで勝負だ!! 日本ではなく海外だ!!という、全部逆張りの発想で考えていました」
一方、メンバーのSU-METALはそもそもメタルという言葉自体を知らなかったという。
デビュー曲のデモテープを聞いたときは率直に「なんじゃこりゃ」と思ったそうで、「本当にまったく(メタルを)知らなかったのでびっくりした」と驚いたと話す。
しかし、1曲を通して聞いたとき「これダンスにしたらすごいおもしろそう!」と感じたといい、彼女たちの意外な誕生秘話にスタジオは大盛り上がりしていた。
また、結成当時13歳でメインボーカルに抜擢されたSU-METAL。その理由について、KOBAMETALは「もともとバラード系を歌う機会が多かったが、ストレートなロングトーンを得意にしていたのでメタルに合うのではと思った」と明かした。
さらにKOBAMETALは「BABYMETALを結成して2、3回目くらいの新宿LOFTでのライブで、メタルの神が憑依してSU-METALが降臨したという瞬間があった」と振り返る。当時中学生だったSU-METALの眼光の鋭さに「音響席で見ていても、ものスゴい目力があった。メタルの神が宿ったな」と圧倒されたと語った。
このほか、BABYMETALが世界的に活躍するアーティストになった軌跡、レジェンドアーティストとの裏話など、めったに日本にいないメンバーから貴重な証言が続々と飛び出している。
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※番組情報:『EIGHT-JAM』
毎週日曜 午後11:15~、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)











