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役者として画伯として…田辺誠一が『刑事7人』で放つ多彩な魅力

東山紀之演じる主人公・天樹悠ら「専従捜査班」の7人が事件解決に挑むドラマ『刑事7人』

第4シリーズとなる今回は、警視庁内の捜査資料を保管・維持・管理する「刑事資料係」を舞台に、東山紀之演じる主人公・天樹悠ら「専従捜査班」の7人が事件解決に挑んでいる。

©テレビ朝日

捜査一課12係の一員としてチームに加わったのが、田辺誠一演じる海老沢芳樹だ。7人のひとりとして参加することになった田辺誠一に、役柄のことからプライベートまで本音で語ってもらった。

 

◆新たなチームでの『刑事7人』

――『刑事7人』のメンバーに加わった感想は?

「ずっと観ていた番組ですし、その第4シリーズに参加するということで最初はプレッシャーを感じました。自分はどういう役割で、何を求められているのだろう、何ができるんだろう、って。ずっと続いてきたシリーズですから、世界観や視聴者との信頼関係もすでに出来ていて、それを壊さずにちゃんと貢献できるのかどうかって。

でもやっぱり、人気のあるシリーズに呼んでもらえることは、役者としては嬉しかったので、プレッシャーと嬉しさが半々ぐらいでしたね」

――実際に現場に入ってからはいかがですか?

「台本だけではわからない芝居や演出があって、やりながら“ここはこういう感じなんだ”“ここはもっと熱くていいキャラクターなんだ”っていうのを、現場で吸収している感じです。今の時代、本当ならあんまり厳しい取り調べもできないんだろうけど、海老沢というキャラはそれをやっちゃうんだな、とか。

例えば、(倉科)カナちゃんはやらないようなやり方をする。他とは違う役割なんだろうな、っていうバランスを考えながらそこにいるようにしています。海老沢は周りからちょっとうざがられたりしていて、影響力もないので、僕の存在が何か影響を与えるのではなく、いかに絡ませてもらうか、居場所がないのを拾ってもらうか、という感じの立ち位置なのかなと思ってやっています」

――海老沢というキャラクターは、演じていていかがですか?

「最近はこういうキャラクターを演じることが少ないので、やっていて面白いですね。ちょっと横柄だったり、ずうずうしかったり、乱暴だったり。普段やらせていただく役とはちょっと違うし、他の6人とも違うキャラクター。多少偉そうで、図々しいけど、そんなに威厳がなくて、圧はそれほどかけない。正義感をきちんと持っていて、そのうえでどこか青臭くて、体制に対してはまだ反発する心を持っていたりする。海老沢が何か言ったところでスルーされちゃうんですけど、それもまた魅力なのかなと思っています。演じるのが楽しいキャラクターでもありますね」

©テレビ朝日

――海老沢として、これから絡みたい相手などはいますか?

「もともと自分がチームを組むよりも単独行動を好むタイプではあるので、多少浮いているポジションでもそんなに気にはならないんです。でも、部下である(倉科)カナちゃんや塚本(高史)くんは、結構ふたりで一緒に外に捜査に行くじゃないですか。あれは、1回ぐらい一緒に行きたいなあとは思いますね(笑)」

 

◆現場の空気感を生んでいるもの

――主役・天樹を演じる東山さんとの初共演はいかがですか?

「男として、あらゆる面で完璧ですよね。かっこよさ、面白さ、頭の良さ、センスの良さ、優しさ。同じ父でもあり、家庭人としても素晴らしいなと。年齢も近いし、いろいろな話をします。チームのメンバーは年齢もバラバラですが、過度に緊張したりしないでやっていられるのは、座長である東山さんが出す空気感だと思う。座長のキャラクターによってはピシッとしすぎる現場もあるけど、『刑事7人』の現場は、東山さんがいろいろ受け入れてくれる。それがこの組の雰囲気を良くしているんだと思います。

ずっとやっているチームだから信頼関係や結束がしっかりしていて、くだけたところと締まるところはもう出来上がっている。だから今シーズンから加わった僕も最初から居心地が良く、あまり緊張もありませんでした」

 

◆画伯の才能が生かされて

――PR動画にも使われている似顔絵のイラストは、どんなタイミングで描いたものなんですか?

「6月の終わりぐらいに、東山さんに“描いて”って言われて。制作発表で使おうって話になったので、それまでにみんな描くことになりました。2話撮り終わったぐらいのタイミングかな。倉科さんは、もうちょっとかわいく描かなきゃいけなかったんじゃないかなと思ってるんです。あんまり気に入ってないかもしれないけど大丈夫かなあ(笑)」

©テレビ朝日

――描くのが難しかった人はいましたか?

「目と口はみんな一緒で、描くのはほんとに速かったんです。ひとり10秒もかかってないと思います。そんななか、意外と難しかったのが(吉田)剛太郎さん。髪型も顔も個性的で特徴があって、1回見たら忘れられない顔だと思うんです。でも絵にしたときに、“なんか鋼太郎さんじゃない”って感じて。結局、4、5回描き直しました。一時はセリフに頼るしかないと思って“はるたーん”っていう吹き出しをつけたんですけど、“それはあかん”と思って頑張った(笑)。目かな、鼻かな、っていろいろやってみて、最終的に、頭頂部をちょっとふわっと立ち上げたら似てきました。

自分の顔を描くのは簡単なんですが、他の人を描くときはやっぱり多少気を遣いますね。イラストには気持ちがでるので、いつも愛情を持って描くんですが、あんまり似てないとその愛情も伝わらなくなっちゃうんじゃないかと心配で(笑)」

 

◆多彩な才能で向かう これからの田辺誠一

――イラストの他にも、何かやりたいことはありますか?

「新しいものが好きなんです。世の中に新しいものが出てきたらチェックして、面白そうだなって思ったらすぐに飛びつきます。今回、番組PRでイラストを動かしてもらったりしたのも面白かった。アニメ化など新しい展開の可能性も考えると楽しいですね。

今、具体的に何がやりたいっていうのはないんですが、作品として映像をちゃんと撮りたいなとは思っていて。例えば、奥さんや子供を今のうちから撮っておいて、10年後、20年後ぐらいに続きを撮ってつなげたら面白いんじゃないか、とか。あと、最近知って興味を持ったのが“Vチューバ―”。自分とは違うキャラクターになりきって映像配信するのは面白そうですよね。ものすごく乱暴な悪魔とかマッチョとか。アニメーションに近いかもしれないけど、それより気軽に出来そうな気がします」

<構成・文/塚はなこ>

※番組情報:『刑事7人』第9話
2018年9月5日(水)午後9:00~9:54放送、テレビ朝日系24局

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