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阿部寛、父は世界最大級のダンプカーを造るエンジニアだった 今年7月に98歳で迎えた“立派な最期”

9月23日(火)に放送された『徹子の部屋』に、阿部寛が出演。亡くなった父との思い出を語った。

黒柳徹子から「お父様は世界最大級のダンプカーを操縦していたんですって?」と尋ねられた阿部は、「造っていたんです。タイヤが3メートル以上ある。公道では走らないような(ダンプカーを)」と返答。

「採石場とかでそれを使うんですけど、子どもの時はそれがすごく嬉しくてね。父がそれを造っていることが自分の中でも誇りでした」としみじみ語った。

家ではあまり話さない父親だったが、世界で活躍する車を造っていたことを、子どもながらに誇りに思っていたという。

そんな父は、今年7月に98歳で亡くなった。

亡くなる直前、病院から「もうすぐだから」と電話がかかってきて駆けつけると、まだ息があり、目も開いていたという。その日は持ちこたえるかと思われたが、家族が揃って世間話や昔の話をする中、静かに息を引き取ったそう。

「一番いい雰囲気の中で、家族のちょっと楽しい話とか、そういうのを聞きながら逝ったんで、親父立派だなと思ってね。本当に誇りに思っています」と、安らかな最期を迎えた父への想いを語った。

また、阿部がこの世界に入るきっかけになった父の言葉についても明かした。

「モデルからこっちの世界に入る時ですかね。親父に『こういう仕事のオファーがあるんだけど、どう思う?』って聞いたら、『子ども3人のうちの1人がそういう世界に挑戦してもいいんじゃないか。もしダメだったら普通の世界に戻ればいいから』って」

この一言がきっかけで俳優の道を歩み始めたという阿部。「親父がそう言ってくれたから励みになりました」と、あらためて父への感謝の気持ちを述べていた。

そのほか番組では、モデルの仕事を始めたきっかけや、下積み時代の思い出、尊敬する俳優・高倉健さんとのエピソードも語っている。

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番組情報:『徹子の部屋
毎週月曜~金曜 午後1:00~午後1:30、テレビ朝日系列

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