10月スタート『ちょっとだけエスパー』キャスト2人を同時解禁!高畑淳子&宇野祥平が参戦
主演・大泉洋×脚本・野木亜紀子、10月21日(火)にスタートするジャパニーズ・ヒーロードラマ『ちょっとだけエスパー』。
主人公・文太を演じる大泉洋、文太の謎多き妻・四季に宮﨑あおい、文太のエスパー仲間・桜介にディーン・フジオカ、文太らに接近する謎の大学生・市松に北村匠海と、錚々たる顔ぶれのキャストが発表され大きな注目を集めている。
そして、さらに2人のキャストを同時解禁。文太、桜介の仲間となる超個性的な“ちょっとだけエスパー”として、高畑淳子と宇野祥平という実力派俳優2人が参戦する。
ヒットメーカー・野木の完全オリジナル脚本となる本作の主人公は、会社をクビになり、人生詰んだどん底サラリーマン・文太。
妻と離婚した文太は、財産分与と慰謝料で貯金が底をつき、ネットカフェを泊まり歩く日々。そんなある日、「ノナマーレ」という会社の最終面接に合格した文太は、社長から思わぬ言葉をかけられる。
「君には今日から、ちょっとだけエスパーになって、世界を救ってもらいます」
“ちょっとだけエスパー”になった文太に与えられた仕事は、世界を救うこと。さらに、「人を愛してはいけない」という実に不条理で不可解なルールまで課されたうえに、用意された社宅で見知らぬ女性・四季といきなり夫婦生活を始めることに。
自分を本当の夫だと思い込んでいる四季に戸惑いながらも、文太はちょっとだけエスパーの仲間たちと大奮闘。「本当にこれが世界を救うことになるのか?」と首をかしげずにはいられないおかしな任務に奔走する日々をおくる。
◆高畑淳子、《レンチン系エスパー》円寂に!
名優・高畑淳子が演じるのは、文太同様、“ちょっとだけ”能力をもつ円寂。
その円寂は、念じるとほんのり温めることができるという、“念じてチンのレンチン系エスパー”なのだが、200W程度の出力しかないため、お湯を沸かすにもちょっとぬるい。これには高畑本人も「お湯が温まっていいことあります(笑)?」と思わず苦笑。はたして円寂は、この能力でどうやって世界を救うのか。
◆宇野祥平、《アニマルお願い系エスパー》半蔵を演じる!
そして宇野が本作で演じるのは、相棒の柴犬・佐助をはじめ、大好きな動物に囲まれて過ごすエスパー・半蔵。
半蔵は、ちょっとだけ動物と話せる“アニマルお願い系エスパー”なのだが、いかんせん“ちょっとだけ”の能力なので、あまり言うことを聞いてもらえず…。「『新しいヒーローものを作る!』という思いが伝わって、僕もヒーローものが好きなのでうれしかった」と出演の喜びを語った宇野が演じる半蔵の活躍にも注目だ。
◆高畑淳子(円寂・役)コメント
――本作に出演が決まった時のお気持ちと、台本を読まれた感想をお聞かせください
私、大泉洋さんが大好きなんです。宮﨑あおいさんも『篤姫』以来久々ですし、好きな俳優さんばかりが出られるので、お話をいただいて本当にうれしかったです。
そして、ヒットメーカーでいらっしゃる野木さんの噂もかねがね伺っておりました。さすが台本が面白い! 演じるということを置いておいても「早く次が読みたい!」となる、読み物としても本当に楽しい脚本です。野木さんとご一緒するのは初めてなんですが、「すごいことに挑戦するんだな」と思いました。
――《念じるとほんのりあったかくなるレンチン系エスパー》円寂というキャラクターの印象は?
まだ言えないことも多いのですが、円寂さんにも過去に何かあったんだろうな…という片鱗を感じられると思います。芝居に関してはほぼ自分のまま、ワーキャーしながら楽しんでいる状況です。
エスパーに関しては…お湯が温まっていいことあります(笑)?「ハッ!」と念じるんですが“コンロにかけりゃいいじゃない!”というぐらいのもんです(笑)。あまり役に立たない能力ですが、それがミソだと思います。
――撮影現場の雰囲気はいかがですか?
大泉さんのお人柄もあって、芝居の現場だということをすっかり忘れてしまうくらい(笑)、和気あいあいとしています。たこ焼きを焼いたときには「あとで食べようね」とか、本当に居心地が良くて楽しいです。
――《ジャパニーズ・ヒーロードラマ》にちなみ、高畑さんにとってヒーローといえる存在は?
昔から卓越した運動能力のある人が私にとってもヒーローでした。ジャイアント馬場さん、長嶋茂雄さん、力道山さん、裸足で走ったアベベ・ビキラさん。そして水泳が強かった時の400m個人自由型の古橋廣之進さんとか…古くてあまりわからないかな(笑)?
あと、卓越した能力以外に、“誰かを救う”ヒーローという意味では、鉄腕アトムですね!
――もしエスパーになれるとしたら、どんな能力がほしいですか?
見たら全部のセリフを瞬時に覚えられて、パッとそのページが出てくる能力がほしいです。私、人の顔もすぐに忘れてしまうんですよ。だから見たものを脳に写真として取り込める力があったらいいですね。
――最後に、放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします
タイトルもちょっと不思議で、あまり聞いたことのないドラマになるかもしれません。最初はちょっと違和感があるかもしれませんが、絶対やみつきになります。皆さん、10月にお会いしましょう!
◆宇野祥平(半蔵・役)コメント
――本作に出演が決まった時のお気持ちと、台本を読まれた感想をお聞かせください
プロデューサーの貴島さんからいただいた企画書を読んだときに、大泉さん主演の“新しいヒーローものを作る!”という思いがすごく伝わってきたんです。僕もヒーローものが好きなので、うれしかったですし、久しぶりに大泉さんとご一緒出来る事が、とても楽しみでした。
そして野木亜紀子さんが、SFヒーロードラマの脚本を書かれると聞いて、“いちファン”として只々観たいと思いましたし、再び野木さんの脚本作に参加できることを大変うれしく思いました。
笑いの裏にある表裏一体の、何か、を考え続けてしまう素晴らしい脚本です。
――《アニマルお願い系エスパー》半蔵というキャラクターの印象は?
まだ言えないことばかりなのですが、僕自身動物と話せたらいいのにと思ったことがあります。
岩波少年文庫の『ドリトル先生シリーズ』が好きなので、自分が演じる半蔵がちょっとだけ動物と話せるのがうれしいです。相棒の柴犬・佐助は本当に賢くて、かわいくて、おとなしくて、素晴らしいです!
でも今のところは劇中と同じで…あまり僕の言うことは聞いてくれません(笑)。
――撮影現場の雰囲気はいかがですか?
大泉さんを中心に宮﨑さん、ディーンさん、高畑さんはじめ共演者の皆さんや監督、スタッフの皆さんがとても明るく、いいチームなので、楽しい雰囲気の中で撮影が進んでいます。
――《ジャパニーズ・ヒーロードラマ》にちなみ、宇野さんにとってヒーローといえる存在は?
パッと頭に浮かぶのは、勝新太郎さんの『座頭市』です。特に好きなのはテレビ版の勝新太郎さんが監督もされた『二人座頭市』という回です。
――もしエスパーになれるとしたら、どんな能力がほしいですか?
やっぱり半蔵と同じように動物と話せたらいいですね。色々聞いてみたいことが沢山あります。
――最後に、放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします
話せないことばかりですが、個人的には作品を観る時は予備知識がない状態で観ることが好きなんですが、この『ちょっとだけエスパー』はまさに予備知識なく観てもらうのが理想かもしれません。想像もつかない物語が待っています。ぜひ期待していてください。
※番組情報:2025年10月期火曜9時枠 新ドラマ『ちょっとだけエスパー』
2025年10月21日(火)スタート! 【毎週火曜】よる9:00~9:54、テレビ朝日系24局
※TVerでは新キャスト解禁特報を公開中!