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19歳の宮崎、初の世界バドミントンでドキドキの初戦突破

世界バドミントンは8月26日に第2日を迎え、初出場の宮崎友花(ACT SAIKYO)は、女子シングルス1回戦でネスリハン・アルン(トルコ)に2-1で逆転勝利をおさめ、2回戦に駒を進めた。

相手は、180センチの長身。高い位置から打ち下ろされないように配球しなければならないが、序盤はコートに慣れるのに時間がかかり、ミスで失点を重ねた。アウトと判断して見送った球がコートに入って首を傾げるなどリズムをつかめず、16-21で第1ゲームを奪われた。

しかし、第2ゲームに入ると「(空調の影響で)球が走る方のコートだったので、自分の球が結構相手に効いて、そこからプランを立てられるようになった」と鋭い球で押し込んだ。相手の反応が遅れる展開に持ち込み、21-12。

第3ゲームは、リードを広げては追い上げられる、ドキドキする展開。最後は、得意のスピードで相手を上回り、21-14で制して逆転勝利をおさめた。

取材エリアに来ると、最初は「(自分の)緊張が分かった」と苦笑いを浮かべたが、その後は笑顔がなかった。

うまくいかない試合展開において、不安や苛立ちを抑え込んで冷静にプレーすることは、最近の一つの課題。世界バドミントンという大舞台の初戦で、緊張感に包まれる中、必死で心を制御していたことがうかがえた。

宮崎は「今日、しっかりとコートの感覚(を確かめたこと)や、ファイナル(ゲーム)をして長い試合だったので(身体も慣れたことを生かして)、明日には、もうちょっとコントロールできたらいいなと思います」と次戦に向けた手ごたえを語った。

まずは、初戦の難しさをクリア。大舞台に慣れ、思い切ったプレーが出てくるか。次戦も注目される。

※放送情報「世界バドミントン・パリ2025
テレビ朝日地上波:8月28日(木)~4日連続放送!
CSテレ朝チャンネルでは25日(月)の初戦から決勝までを連日お届け!
さらに25日(月)~27日(水)はYouTube配信も!