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ペア最後の挑戦となる「シダマツ」ペア、思い出の五輪会場で初戦快勝【世界バドミントン】

世界バドミントンは、8月27日に第3日を迎え、パリ五輪で銅メダルを獲得した女子ダブルスの志田千陽/松山奈未(再春館製薬所)は、2回戦でベンギス・エルチェティン/ナズルジャーン・インチ(トルコ)を2-0で破った。

「シダマツ」ペアは、第3シードで1回戦がなく、この試合が初戦。

志田は「メインホールで練習をしてから時間が経っていたので、緊張感がすごく出ていて、不安もあった」と明かしたが、初戦からスピード感のあるローテーションで攻撃を展開して快勝。松山は「相手はミスが少ない。自分たちが決め急いでミスが出ると焦ってしまう。とにかく、ミスなく、丁寧にやったのが良かった」と手ごたえを語った。

2人は日本のエースだが、この大会を最後にペアを解消することが決まっている。ジュニア時代からペアとして活動してきた2人にとって、最後の大会の会場が、五輪と同じポルト・ド・ラ・シャペル・アリーナであることは感慨深い。

志田は「入場するときは、すごくワクワクしました。五輪とは(会場内の)色や雰囲気が違いますけど、この会場に戻ってきたなと感じて、その時の景色が蘇るものがありました」と話した。

世界バドミントンでの過去最高成績は、ベスト8。最後の挑戦は「パリで再びメダル」を目指す戦いだ。悔いなく挑戦を終えようとするために緊張感が生まれる部分はあるが、試合会場は、陽気なパリジャン、パリジェンヌの活気ある声援に包まれていて楽しい雰囲気だ。

松山は「なんか(歌を歌って応援するスタイルが)サッカー会場のような感じの応援があっていいなと感じましたし、自分たちも声援を送ってもらえるようなプレーができたらいいなと思いました」と笑顔を見せた。ペアとしての挑戦をメダルと笑顔で締めくくるため、3回戦でもシダマツらしいスピード感あるプレーでパリを沸かせる。

ライター:平野貴也

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※放送情報「世界バドミントン・パリ2025
テレビ朝日地上波:8月28日(木)~4日連続放送!
CSテレ朝チャンネルでは25日(月)の初戦から決勝までを連日お届け!
さらに25日(月)~27日(水)はYouTube配信も!

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