【世界バドミントン】前回銀メダルの奈良岡、得意のフェイント連発で好発進!
世界バドミントン選手権が8月25日に開幕し、男子シングルスで前回銀メダルの奈良岡功大(NTT東日本)は、ドゥミンドゥ・アベイウィクラマ(スリランカ)に2-0で勝利をおさめて2回戦に進出した。
バックハンドで高い位置から打つと見せかけて相手の足を止め、シャトルを低い位置まで落としてから方向を変えるフェイントショットを多用。相手の予測の逆を突いた。
「観客の皆さんが、フォー!とか言ってくれて、気持ち良くなって、いつもより多めに出しちゃいました」と笑顔を見せた奈良岡は、21ー10、21ー7と圧倒し、試合時間わずか26分で初戦を軽快に突破した。
会場は、約1年前にパリ五輪でプレーしたポルト・ド・ラ・シャペル・アリーナ。成長した姿を示す。五輪後に肉体強化を図り、スマッシュなど高い打点から放つオーバーハンドショットを増やしたラリーを展開するように進化。
初戦は、フェイントを多用したため、強打で得点する場面は少なかったが、「(強打は)少し風が舞っているので(強打は)外れて打ちづらいなと思いました。今日は(コートの)前で気持ち良くなっていたので。次は、後ろから打つ上からのショットも確かめて、狙いながらやりたいと思います」と改善に意欲を示した。
前回の準優勝を超える成績も期待されるが、「一番上を目指したいですけど。一戦一戦(地道に)戦うことを目標に頑張りたいなと思います」と、2日後の2回戦に視線を向けた。
ライター:平野貴也
※さらに、この試合では父・浩さんが解説を担当!アーカイブ配信中(3:00:00~試合開始)
※放送情報「世界バドミントン・パリ2025」
テレビ朝日地上波:8月28日(木)~4日連続放送!
CSテレ朝チャンネルでは25日(月)の初戦から決勝までを連日お届け!
さらに25日(月)~27日(水)はYouTube配信も!