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いきものがかり水野「曲が書けない」スランプから救われた瞬間 日本を代表する音楽Pの言葉に「説得力がハンパなくて」

今さら人に聞けないような“音楽の基本”から、制作の裏側や専門テクニックといった“マニアックな知識”までを掘り下げる『EIGHT-JAM』。

8月24日(日)の同番組では、音楽プロデューサー・本間昭光特集が放送された。

【映像】いきものがかり水野「曲が書けない」スランプから救われた瞬間 日本を代表する音楽Pの言葉に「説得力がハンパなくて」

これまで、鈴木雅之、JUJU、MISIA、ポルノグラフィティなど…200組以上のアーティストのプロデュースや編曲を手掛けてきた日本を代表する音楽プロデューサー・本間昭光。

本間といえば、『EIGHT-JAM』で数々のアーティストの楽曲をわかりやすく解説してくれてきたが、その仕事は多岐に渡り、楽曲のプロデュースやアレンジだけでなく、コンサートのサポートキーボーディスト、ライブアレンジやバンドマスターを務めるなど音楽家として幅広く活躍している。

そんな本間も今年ついに還暦を迎える。

そこで今回は、本間と繋がりの深い、いきものがかり・水野良樹、シンガーソングライター・ビッケブランカ。さらに、本間が師匠と慕う音楽プロデューサー武部聡志を招き、なぜこれほどまでにヒット曲を生み続けられるのか? 音楽のプロ達に本間のスゴさについて迫る1時間となった。

番組の後半では、水野がかつて本間から言われ、「心に刺さった言葉がある」と切り出す。

その言葉とは、「スランプなんてないから」、そして「世の中には曲が書ける人間と書けない人間の2種類しかいない」。

いきものがかりのブレーク後に本間と出会ったという水野は、忙しさから「へこたれるタイミングがあった」と回顧。その中で「ちょっと曲が書けないんですよね」と愚痴をこぼしたところ、本間が「スランプとかないから」と声をかけてくれたと話す。

「たぶんこの若いソングライターにそういう言葉が必要だと思って言ってくださったと思うんですね。それがすごく響いて…。『世の中には曲を書ける人間と書けない人間しかいないから、書ける人間は書かなきゃダメなんだから』っていうことを、たくさんのアーティストを見てきた本間さんに言われると説得力がハンパなくて。『書かなきゃ!!』っていう気になった」(水野)

スランプに陥っていた水野を本間が救ったというエピソードにスタジオでは驚きの声があがり、SUPER EIGHT・横山裕は「本間さんって欲しい言葉くれる」と共感する。

一方の本間は「みんなやっぱり1回や2回、曲を書けるけど、やっぱりずっと書き続けることの難しさっていうのは見てるんで」と、継続して新しい曲を生み出し続けることの難しさを語る。

さらに「プロの作曲家でも、メロディメーカーもいれば、サウンド作りでもっていく人もいる。それぞれの才能っていうのは当然あると思う」としたうえで、「水野良樹はメロディメーカー。今までのメロディを聞くと、これは思いついては書けないなみたいな感じで…。要は才能ってこと」と水野をべた褒めしていた。

このほか、本間がキャリアをスタートさせるきっかけとなった音楽プロデューサー松任谷正隆、「この人がいなければ僕たちの今はなかった」と語るポルノグラフィティらから、超貴重なメッセージも紹介されている。

※『EIGHT-JAM』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)

※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」でも配信中!

※番組情報:『EIGHT-JAM
毎週日曜 午後11:15~、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)