“スゴい映画音楽”ベスト20発表!葉加瀬太郎も驚きのランキング「意外な作品も多かった」
本日8月21日(木)の『林修の今知りたいでしょ!』2時間スペシャルは、葉加瀬太郎を特別講師に迎え「音楽のプロ&音大生181人に聞いた!スゴいと思う映画音楽ベスト20」が放送される。
【映像】災害級猛暑に気をつけたい“意外なタイプの熱中症”。ついやってしまいがちな3つのNG行動
1895年に世界で初めて映画が誕生してから今年で130周年を迎える。そこで今回は、これまで誕生した数々の映画のなかから音楽のプロ&音大生181人に「心に残った映画音楽」を投票してもらい、ベスト20を発表。
それらの映画音楽が一体なぜ人々の心に残るのか、名曲に隠された秘密を葉加瀬太郎の特別演奏とともに解き明かしていく。
林修、伊沢拓司、そしてゲスト学友の伊集院光、木村多江、ビビる大木、山田裕貴は、名曲に秘められた意外な真実に感動と驚きの連続に。
◆映画音楽には驚きの手法が!
番組冒頭、ランキング予想をする林は「『第三の男』と『風と共に去りぬ』の両方ともランキングに入っていると思う」と自信満々に語る。
一方、木村は「最初に見た映画が『サウンド・オブ・ミュージック』で、そこからミュージカルの道に進んで、今の役者人生があるので、ランキングに入っていたらいいなと思います」と願いも込めて予想する。
そんなランキングに葉加瀬も「意外な作品も多かった」と驚くほど、幅広い年代かつ多岐にわたったジャンルの作品がランクイン。それらの映画音楽を紐解いていくと、音楽のプロたちを唸らせる“スゴさ”の数々が隠されていた。
その1つが、『ミッション:インポッシブル』のドキドキハラハラ感を演出する音楽。
葉加瀬によると「普通、音楽は4拍子、または3拍子が基本となり、心地よいリズムとされていますが、『ミッション:インポッシブル』の音楽は5拍子が使用されている」といい、この“普通じゃないリズム”が鍵になっているという。
一体どういうことなのか、詳しく解説するとともに葉加瀬がオーケストラで生演奏で披露する。
また、音楽のプロが「一度聴いたら忘れられない」「目で見えないものを音で描いている」と絶賛するのが『ジョーズ』の音楽。
「ミ」と「ファ」の2つの音を繰り返すことで“終わりのない恐怖”を演出しているという。実はこの『ジョーズ』の音楽は、あるクラシック音楽が影響していたそう。
それが19世紀を代表する音楽家・ドヴォルザークによる『交響曲第9番』。どれくらい似ているのか、葉加瀬の生演奏で聴き比べてみると、林は「思っていた以上に似ていました」と驚くことに。
そんな『ジョーズ』の音楽を作曲したのが、映画音楽界の巨匠、ジョン・ウィリアムズで、同じく彼が手掛けた『ジュラシック・パーク』もランクイン。
この音楽にはワクワク感や壮大さを演出する音の秘密が隠されており、このジョン・ウィリアムズならではの手法は、他にも『E.T.』や『スーパーマン』『スター・ウォーズ』などの映画音楽でも用いられていた。
その手法とはどのようなものなのか、葉加瀬の生演奏とともに紐解いていく。
ほかにもランキングには、坂本龍一さんや久石譲ら日本を代表する音楽家たちの技が光る作品もランクイン。そして、葉加瀬が尊敬する作曲家が手掛けた『ニュー・シネマ・パラダイス』の音楽に隠された“人の心情を表現するアレンジ”なども紹介する。
映画音楽に秘められた人々の心に残り続ける理由がつまびらかになる今回。林は「映画の魅力は音楽の魅力と不可分であって、我々にとって両者は一体となっている。よく考えてみると、名作と呼ばれる作品はすべて音楽も印象的ですよね。ですから音楽抜きに名作はないなと思いました」と、あらためて映画における音楽の存在の大きさを感じた様子。
そんな数ある映画音楽のなかから、1位に輝くのはどの作品なのか?
※番組情報:『林修の今知りたいでしょ!』2時間SP
葉加瀬太郎の夏休み特別講義SP 音楽のプロ&音大生181人が選んだ!心に残るスゴい映画音楽ベスト20
2025年8月21日(木)よる7:00~9:00、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)
※『林修の今知りたいでしょ!』は、TVerにて無料配信!(期間限定)
※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では過去回も含めて配信中!