富士山の神社に謎の洞窟が…!拝殿の奥に突如現れた入口にスタジオ悲鳴「ここから入っていくの!?」
8月9日(土)の『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』2時間半SPでは、「富士山6大ミステリースペシャル」と題し、富士山にまつわる神秘と謎に迫った。
富士山の麓にあるという“胎内洞窟”と呼ばれる謎の洞窟。富士山の山岳信仰では生まれ変わりの儀式にも使われていたという洞窟の入口は、まさかの場所に…。
【映像】突然現れた洞窟の入口にスタジオもチャンも「うそっ!?」
今回は、“葛飾北斎博士ちゃん”こと目黒龍一郎くん(15歳)、“戦国プリンセス博士ちゃん”こと諸星天音ちゃん(15歳)、“お城博士ちゃん”こと栗原響大くん(15歳)の3人の博士ちゃんが登場。
富士山を多く描いた葛飾北斎をきっかけに富士山に興味をもつようになったという龍一郎くんは、ロケゲストのWエンジン・チャンカワイとともに富士山麓にある“胎内洞窟”を訪れた。
浮世絵師・歌川貞秀が『冨士山體内巡之圖』で描いた胎内洞窟は、人のあばら骨の内側のような形状の空間があったり、乳房のような形状の岩が見られるなど奇妙な見た目をしている。さらに貞秀の絵にあるように、当時の人々は死装束と呼ばれる白装束に身を包んで洞窟内に入ったそうで、スタジオにも「ミステリーだな、これ」との声が漏れた。
胎内洞窟がある無戸室浅間神社は別名“胎内神社”とも呼ばれる。江戸時代には、富士山に登ることで祈りを捧げた“富士講”の人々が登山前に立ち寄っていたそうで、まず胎内洞窟を訪れてから富士山に登ったそうだ。
無戸室浅間神社に到着し、拝殿に向かった2人。すると龍一郎くんから「じつはこの奥に洞窟があるんです」と驚きの発言が。その言葉のとおり、賽銭箱や鈴がある拝殿の中央の奥に大きな穴が見え、洞窟の入口が口を開けていた。これにはスタジオの出演者も「ここから入ってくの!?」「何も見えない」と驚きの声をあげる。さすがの龍一郎くんも「ちょっと怖いですね」と怯む様子を見せた。
いざ中に入ると、高さ1.5メートルほどの先の見えない洞窟が続いていた。細長い形状と、あばら骨のような岩肌は、富士山の噴火に大木が巻き込まれてできた“胎内樹形”と言われるもので、世界でも富士山とハワイ島にしかないとも言われる珍しい地形なのだという。
さらに奥には、水が滴り乳房のような形状になった岩がある空間もあった。死装束を着て、体内に見立てた洞窟を通り、産道のような道を抜けて母乳に見立てた水を吸う。つまりここは“生まれ変わる”ための儀式のために使われた洞窟ということだった。
龍一郎くんとチャンのレポートを見てスタジオも「そういうことだったんだ」と納得した様子。「我々も胎内を通った感じがする」といった声も聞かれた。
番組ではこのほか、青木ヶ原樹海に存在する謎などについても紹介。樹海の中に2キロにわたって作られた石垣は、いったい何のために作られたのか…?
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※番組情報:『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』
毎週土曜 よる6:56~、テレビ朝日系24局