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ポケットから365枚の紙片!『捜査一課長』SP、2つの事件に秘められた想い

内藤剛志が叩き上げの捜査一課長を演じる人気シリーズ『警視庁・捜査一課長』。同作がスペシャルドラマとして7月15日(日)に放送される。

©テレビ朝日

今回は宮崎美子演じる「捜査中に私用電話をかけてばかりだけれどスゴ腕」の刑事が捜査に加わり、さらに山本陽子・芦名星ら豪華ゲストも出演。

物語は、“謎の暗号”を所持した男が殺害されたところからはじまる。被害者は、30年前の誘拐事件で目撃証言をした人物だった…。過去と現在、2つの事件に秘められた悲しくも切ない“母の想い”とは?

 

◆あらすじ

巣鴨・地蔵通り商店街近くの公園で、“謎の暗号”を所持した男性の遺体が発見された…! すぐさま臨場した捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)に、所轄の巣鴨中央署刑事課長・高井智代子(宮崎美子)は、1から365までの数字がひとつずつ書かれた謎の紙片が被害者のポケットのなかに入っていたと説明する。

©テレビ朝日

だが、それを見た運転担当刑事・奥野親道(塙宣之)は、“365日貯金”のシートではないかと指摘する。奥野によると、“365日貯金”とは毎日1回シートに記された金額を貯金箱に入れていく貯金法で、手軽にはじめられるため密かに人気を集めているという。

やがて遺体の身元は、近くで文房具店を営む網野創平(松本実)と判明。その名前を聞いた大岩は、30年前の誘拐事件を思い出す。当時3歳の芦澤美幸ちゃんが巣鴨で誘拐された事件で、「帽子をかぶった男が、女の子の手を引いて連れて行くのを見た」と、網野が目撃証言をしたのだ。

この誘拐事件のさなかに母親の奈緒美(麻丘めぐみ)が夫・逸郎(鷲尾英彰)ともみあいになった末、石段から転落死させる事件も起き、奈緒美は過失致死で起訴されたものの情状酌量され執行猶予付きの判決を受けたが、美幸ちゃんの行方はわからないまま、結局、迷宮入りしていた。

©テレビ朝日

事件から30年、さすがに誘拐との関連はないのではという見方が強いなか、調べをはじめた大岩らは網野にある会社から定期的に20万円の振込があることをつかむ。だが、社長の榊田富子(山本陽子)は輸入雑貨の社外モニターとして謝礼を支払っていただけで、網野とは会ったこともないと関係を否定する。

だがその矢先、事件当日の付近の防犯カメラに、被害者がある女性と歩いている姿が映っていたことが発覚! その女性は保育士の榊田麻帆(芦名星)で、麻帆の自宅を直撃した智代子は、365日の貯金箱を見つけ…!?

※番組情報:『警視庁・捜査一課長』スペシャル
2018年7月15日(日)午後9:00~午後11:05、テレビ朝日系24局