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3つの国で生きたジャズピアニスト・秋吉敏子。偏見に負けない2つの信念

7月10日(火)に放送される『徹子の部屋』に、88歳の今も世界を股にかけて活躍を続けるジャズピアニストの秋吉敏子が登場する。

©テレビ朝日

1929年旧満州(中国東北部)の遼陽に生まれ、幼い頃からピアノを習い始めた秋吉。戦争のため一時ピアノを諦めたこともあったが、引き揚げてきた大分には進駐軍のためのダンスホールがあり、ピアニストとして働くことになった。

そんなとき偶然聞いたジャズのレコードに惚れ込み、「こういう演奏がしたい」とジャズピアニストを目指すことになったという。

©テレビ朝日

才能を認められアメリカで活動するようになったが、「アジアから来た女性ピアニスト」ということで心無い言葉を掛けられることもあったそうだ。

しかし、「自分でコントロールできないことは無視」「自分で努力できることは惜しまずにする」という2つの信念を持つことによって強く生きられるようになったと秋吉は話す。

今回はそんな秋吉が、黒人を主役にした初のオペラ「ポーギーとべス」から『サマータイム』をジャズ編曲で披露する。

※番組情報:徹子の部屋
2018年7月10日(火)正午~午後0:30、テレビ朝日系24局ネット