所有者不明の“ポツンと一軒家”!入り口は厳重に閉鎖…再訪すると「一見の価値がある」光景が
日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』。
7月13日(日)は、ゲストにアンミカと杉野遥亮を迎えて「夏の2時間スペシャル」が放送される。
和歌山県、山の真っただ中で、川に囲まれた中州のような敷地にポツンと一軒家を発見。衛星写真で見る限り、川を隔てるとあたり一面は森がどこまでも広がっており集落からもかなり離れているようだ。
捜索隊は最寄りの集落へ向かい、道すがら出会った男性に衛星写真を確認してもらう。すると「ここは、たぶん別荘じゃないかな?ゲンジボタルの生息地で、夏にはすごい数のホタルが見られるんです。一見の価値がありますよ」と心当たりがあるよう。
しかし、現在の所有者は不明だという。
集落から目指す一軒家へは、集落から見えている山の裾沿いの林道を越えた先にあるという。
集落を後にした捜索隊は、延々と続くつづら折りの林道を進み、やがて山の山頂を越えてさらに森の深みへと入っていく。美しい清流沿いの道をさらに進み橋を越えると、忽然とモダンな建物が現れる。
しかし、建物の入り口にある門は厳重に閉鎖されている。所有者の情報がないなか、捜索隊はメッセージをポストに投函して返事を待つことに。
4カ月後、連絡を受けた捜索隊は、所有者の滞在時にあらためてポツンと一軒家を再訪する。にこやかに出迎えてくれたのは、キャップを格好よくかぶった69歳の男性だ。
男性に話を聞くと、この地を購入したのは8年前。大阪で飲食店を営みながら二拠点生活を送っているのだそう。
飲食店を開業するまでに、アパレル、不動産業、工務店など多彩な職歴をもつ男性は、仲間たちと一緒に家を設計。得意のDIYで自分が思うように仕立てた理想の家を建てたという。
地域にも馴染みながら、地元の縁を通じて地産の食材を使った料理を飲食店でも提供しているという男性。こだわりと趣味が詰まったまさに男の隠れ家とも呼べるようなオシャレなポツンと一軒家には、地域の人だけでなく飲食店の常連客もたびたび遊びに来るのだという。
そして、捜索隊は6月初旬にもポツンと一軒家を再訪。地元の人でさえ「一見の価値がある」と話した幻想的なホタルの映像も紹介する。
※番組情報:『ポツンと一軒家』2時間SP
2025年7月13日(日)午後7:00~午後8:56、ABCテレビ・テレビ朝日系列にて全国ネット