斎藤工と永尾柚乃が“マヌケな誘拐犯×天才少女”という異色のタッグを演じるドラマ『誘拐の日』の放送が、7月8日（火）よりスタートした。

本作は心臓病の娘の手術費用を確保するため主人公・新庄政宗（斎藤工）が裕福な病院長の娘・七瀬凛（永尾柚乃）を誘拐するところから始まるヒューマンミステリーである。

第1話では、誘拐してきた凛が記憶喪失だったことから、新庄はとっさに自分は父親だとウソをついてしまう。しかし天才児の凛はさまざまな観点から新庄を疑い、さらには「黄ばみ、不潔、下品…」などと怒涛のダメ出しを始め…。

【映像】永尾柚乃の名演が光る！凛の推理シーン

◆「本当に私のパパ？」

第1話では、主人公の新庄が重い心臓病を患っている娘・芽生（日下莉帆）の手術費用を得るため、妻・汐里（安達祐実）の指示で誘拐計画を実行。しかし元来お人好しな新庄は、いざターゲットの家の近くまで来ると尻込みしてしまう。

すると突然、車の前に女の子が現れて倒れてしまった。この女の子こそがターゲットである病院長の娘・凛だと気づいた新庄は、彼女を誘拐して自宅に運んだ。

気絶していた凛が目を覚ますと、「私は誰なの？」と新庄に質問。どうやら凛は記憶喪失のようで、新庄はとっさに自分は父親だと答え、名前は芽生だとウソを教えた。

しかし天才児の凛は、新庄の不審な言動や家の中を見て疑問を抱く。

「待って、なんかおかしい」と切り出した凛は、高い位置に置かれていた縄跳びに対し「本当に私がいつもこれで遊んでたとしたら、手の届くところに置いてるはず。なのにどうしてあんなとこに？」と指摘。「この洋服も私が着てるものとは生地の質がまるで違うし、デザインも品性がない」と続ける。

そして凛は「本当に私のパパ？」と新庄に詰め寄ると、「黄ばみ、不潔、下品、だらしない、髪ぼさぼさ、服しわしわ…あと、なんか臭う」と容赦ない言葉を浴びせた。

一方、新庄を完全に怪しんでいる凛だったが、謎の男に追われると「助けてパパ！」と叫ぶ一幕も。さらにラストでは新庄のピンチを察した凛が率先して彼と逃げるなど、2人は徐々に仲を深めていく。

マヌケな誘拐犯と天才少女、凸凹疑似親子の行く末が気になる第1話となっている。

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※番組情報：『誘拐の日』
毎週火曜よる9：00～、テレビ朝日系24局