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“奇跡の芸術三兄妹”に密着!高嶋ちさ子、憧れの存在だった長女の超人生活に「どうかしている…」

MCを務める小泉孝太郎&高嶋ちさ子が、特別顧問の黒柳徹子とともに“華麗なる一家=プラチナファミリー”の暮らしをのぞき見する番組『プラチナファミリー 華麗なる一家をのぞき見』

本日7月1日(火)は、“奇跡の芸術三兄妹”と称される千住家の暮らしに密着する3時間スペシャルが放送される。

“奇跡の三兄妹”と称され、世界的に活躍する芸術家として知られる千住三兄妹。長男で日本画家の博、次男で作曲家の明、長女でヴァイオリニストの真理子の活動に密着する。

長男・博は、美術界のオリンピックと言われる「ヴェネツィア・ビエンナーレ」で東洋人初の名誉賞を受賞し、羽田空港や日米首脳会談の会場など、“日本の顔”となる空間を印象的なアートで彩ってきた。

博の拠点であるアメリカ・ニューヨークにあるアトリエへ潜入し、代表作「滝」の制作現場に密着。繊細な日本画のイメージを覆し、良質な画材を惜しみなく使い、全身で絵と対峙する博の大胆な創作光景に、黒柳は「これは(精神を)統一しないとできない」と感嘆する。

博が画家として歩むきっかけは、工学博士の父・鎮雄さんの教えにあったそう。名門大学への内部進学を辞退し、浪人する道を選んで東京藝術大学を目指したという覚悟の物語も披露。芸術の世界を選んだ博に影響を与えた父の教えとは?

博は父の姿から“努力”を学んだというが、黒柳は音楽家であった自身の父の姿を重ね、「父は死ぬまでヴァイオリンを弾き、子どもの頃から努力が必要だと知っていた」と語り、芸術に生きる者に共通する覚悟と哲学を明かす。

次男の明は、社会現象を巻き起こしたドラマ『VIVANT』(2023年)など、数々の映像音楽を手掛ける作曲家でヒットメーカー。そんな明の東京都港区にあるアトリエに潜入する。

日本アカデミー賞など数々のトロフィーが並ぶ室内には、パソコン一台で緻密な音楽を構築する「デスクトップミュージック」の制作ブースが。時に10日間以上籠って、作曲から編曲まで一人で行うというストイックな制作スタイルに、小泉も唸る。

明の作曲家としてのスタートラインは、意外にも兄妹に抱く“劣等感”だったという。三兄妹は幼い頃に揃ってヴァイオリンを習い始めたが、いち早く才能を発揮したのは妹の真理子だったそう。

やがて兄・博もやりたいことを見つけて才能を発揮するなか、明は逃げるようにバンド活動にのめり込む。そんな明の人生を変えた出来事とは?

さらに、母・文子さんの何気ない一言から生まれた、大河ドラマ『風林火山』(2007年)のメインテーマに纏わる秘話が明らかに。

ほかにも美食家として知られる明がプロ級の料理の腕前を披露するが、料理に目覚める背景には妹・真理子への家族愛があった。明の手料理を食べたことがあるという高嶋は、料理の腕を絶賛し、ユーモア溢れる人柄を明かす。

◆ちさ子が憧れるヴァイオリニスト

長女で、12歳でプロデビューを果たしたヴァイオリニストの真理子。デビュー50周年を迎えた今もなお、生活のすべてをヴァイオリンに捧げる彼女の超人的な日常に密着する。

真理子の分身とも言える愛器は、世界最高峰の名器ストラディヴァリウスのなかでも最高傑作の一つと謳われる「デュランティ」。

1716年に制作され、ローマ法王やフランス貴族、スイスの大富豪の手を経て、「偉大な演奏家に託したい」と数多の候補者のなかから真理子の元へとやって来た、選ばれしヴァイオリンだ。

デュランティのオーナーとなって以来、生活は一変したそう。練習時間を捻出するために、移動は常に全力疾走。さらに、演奏のための筋力を鍛えるべく、血流を制限する加圧トレーニングを行いながらヴァイオリンを演奏するという、常人には理解が難しい訓練も。同じヴァイオリニストの高嶋も「どうかしている…」と驚く。

そんな高嶋は、小学生のときに初めてサインをもらった憧れの存在が真理子だったという。後に共演した際、そのせっかちな素顔に驚いたという逸話を明かす。

天才少女と呼ばれた真理子の音楽人生は、順風満帆だったわけではない。

プロデビュー後、演奏への自信を失った真理子。そんな彼女の心を変えたのは、終末期の患者が集う施設、ホスピスでの演奏だったという。そこで真理子が見出した、自らの音楽家としての使命とは?

天才が天才であり続けるための想像を絶する努力と、音楽にすべてを捧げる覚悟。その生き様と、愛とユーモアに溢れる真理子の人間的魅力に迫る。

◆25年ぶりの“奇跡の共演”が実現!

さらに番組では、25年ぶりに実現した千住三兄妹の“奇跡のコンサート”に密着。画家、作曲家、ヴァイオリニストと、それぞれの道を極めた3人が一夜限りの特別な舞台を創り上げる。

明が作曲した壮大な楽曲を、真理子が魂を込めてヴァイオリンで奏で、その音色に合わせて博が描いた数々の名画がスクリーン上で動き出す──。絵画と音楽が一体となり、観る者を幻想的な世界へと誘う、千住三兄妹ならではの総合芸術だ。

コンサートのクライマックスは、アンコールで演奏された一曲にあった。それは、亡き母・文子さんのために明が書き上げた子守歌『ララバイ』。三兄妹の才能を信じ、大きな愛情で支え続けた母への感謝の想いが込められた、特別な楽曲だ。偉大な母への愛が、25年の時を経て万感の想いとともにホールに響きわたる。

三兄妹が紡ぐ、愛と感謝の物語。その集大成となる感動のフィナーレに注目だ。

※番組情報:『プラチナファミリー 華麗なる一家をのぞき見』3時間SP
2025年7月1日(火)よる7:00〜よる9:54、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)

※『プラチナファミリー 華麗なる一家をのぞき見』は、TVerにて無料配信!(期間限定)

※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では過去回を配信中!