ノブコブ吉村、詐欺師は「お金の集め方が天才的に上手い、でも…」 経験から語る“共通点”
6月6日(金)の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』では、狩野英孝による授業「エッフェル塔を2度売った伝説の天才詐欺師ルースティヒ」の後編を放送。
天才詐欺師ヴィクトール・ルースティヒが、どのようにして全米を巻き込む詐欺を行ったのか、そして詐欺師はどんな末路を迎えるのか、その経緯を知り「詐欺師に騙されないために大切な教訓」を学んだ。
番組前半では、“エッフェル塔を勝手に売る”という詐欺の裏で、ルースティヒが同時進行していた“ウソの現金製造機を売る”という詐欺を紹介した。
ターゲットに設定する人物像から、接触後に“現金製造機”を売りつけるまでのルースティヒの巧妙な手口を解説。想像を超える詐欺テクニックの数々に、一同は驚きの連続となった。
さらに、アメリカでも“現金印刷機”詐欺で荒稼ぎし、女性との遊びにお金を注ぎ込み贅沢三昧していたというルースティヒについて、「とにかく女性が大好き」だと語った狩野。「真面目な教師から俳優、モデル、歌手、売春組織の経営者まで手当たり次第に口説きまくり」と、ルースティヒの女性遍歴を紹介した。
巧みな話術と人の心を読む天才詐欺師ルースティヒの派手な女性関係に、教室では「好きになっちゃうんだろうな」「コミュニケーション力がある」と納得する声もあがった。
また、後半では「全米を騙すような詐欺がしたい」「もっと自分の縄張りを増やそう」と野望を抱いたルースティヒがその野望を達成するまでの経緯と、天才詐欺師を待ち受けていた衝撃の結末についても。
縄張りを増やすためには大きな後ろ盾が必要と考えたルースティヒは、当時シカゴで暗黒街のボスとして君臨していた“マフィアの帝王”アル・カポネに接触。そこでアル・カポネにとある提案を持ちかけたルースティヒは、“スリリングスリル作戦”で2カ月後に見事アル・カポネの信頼を勝ち取ることに。
そして、“マフィアの帝王”であるアル・カポネお墨付きの最強詐欺師となったルースティヒは、「人からお金を騙し取るのは効率が悪い」「自分でニセ札を刷ってしまおう」と全米を騙す“ニセ札”詐欺を強行する。
アメリカ国民を大混乱させた大事件で“世界最強の詐欺師”となり、全米一体で警察による大捜査が行われるなかでも恋人と潜伏しながら5年間にわたって豪遊していたというルースティヒ。
「全米を騙す」という野望を達成したルースティヒだったが、狩野も「あの大天才がこんなことで…」というまさかの結末を迎えることに。天才詐欺師ルースティヒの末路に、一同「結局そこでミスる?」「これで終わるの?」と驚いた。
また、番組のラストには、平成ノブシコブシの吉村崇が詐欺師に対する持論を展開した。
「色んな詐欺師見てきた。みんなお金の集め方が天才的に上手い、でも使い方がみんな下手」「とにかく使っちゃう」という吉村。
「名刺をもらったら今の時代調べられるから、SNSで普段の生活が出てくる」とし、「(女性と豪遊など)同じような生活してたら、危ないなってジャッジするのがいい」と、詐欺に騙されないための心得を語っていた。
※番組情報:『しくじり先生 俺みたいになるな!!』
【ABEMA】
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第4金曜 地上波放送終了後〜
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