朝倉兄弟を発掘した“伝説の格闘王”。旗揚げした大会で起きた衝撃事件「やばい不良を集めすぎて…」
5月2日(金)の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』では、元プロレスラー・前田日明の授業・後編が放送された。
前編では、不良時代や新日本プロレス時代のしくじりを告白した前田。
後編では、前田が31歳で旗揚げした総合格闘技団体・リングスの裏事情や、現役引退後の変化、総合格闘技大会・THE OUTSIDERで起きた衝撃のしくじり事件などについて授業を展開した。
リングス旗揚げから8年間戦い続けた前田は、40歳で現役引退を決断。「左膝4回手術して両肘も2回ずつ、ボロボロだった」という前田は、引退を決めたタイミングについて聞かれると「全然緊張しなくなった」「興奮がないと戦えない」と振り返った。
引退後、「どうせずっと独身だし、迷惑をかけないようにお金を貯めよう」という心境になっていた前田。格闘技のプロモーターとしての活動や総合格闘技イベント・HERO’Sのスーパーバイザーを務めていたが、49歳のときに付き合っていた彼女が妊娠し、親になったことが人生の転機に。
「子どもを抱いたとき震えた。今まで後ろ向きだったことが全部前向きになった」と語った前田は、「自分はプロレスに救ってもらった…もっと必死に恩返ししないと!」という思いに駆られたそう。
そして、「新日に入っていなかったらと思うとちょっと怖い」「格闘技のプロモーターとして生きているんだから、プロモーターの経験からできることで世の中に恩返しができないか」と、不良を更生させる総合格闘技大会・THE OUTSIDERを立ち上げる。
そして、THE OUTSIDERで朝倉兄弟(兄・朝倉未来、弟・海)を発掘した前田は、「お兄ちゃん(朝倉未来)はビジネスに精出しすぎて足踏み状態ですけど、あの2人の素質はピカイチ」と絶賛。
朝倉兄弟に最初に会ったときの印象についても聞かれると、「立ち姿が良かった。バランスが良い。体幹が強い。突き刺さるようなパンチで、毛色の違うやつが入ってきたなと思った」と語った。
「どんな悪いやつでも有名になったら悪いことはできなくなる」という自身の経験をもとにした考えから、THE OUTSIDERで不良を更生させられるという自信を持っていた前田。しかし、「本当にやばい不良を集めすぎて大乱闘連発」という、やりすぎ事件を起こしてしまうことに。
さらには「不良を更生するための大会なのに逆に不良が増える」という事態に陥ってしまったと振り返った。
※番組情報:『しくじり先生 俺みたいになるな!!』
【ABEMA】
毎月第1〜3金曜 よる9:30配信開始
第4金曜 地上波放送終了後〜
【地上波】
毎月第4週金曜 深夜0:45~深夜1:15、テレビ朝日系(※一部地域を除く)
※次回放送は5月30日(金) 深夜0:45~深夜1:15