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『特捜9 final season』ついに本日スタート!主演・井ノ原快彦「こんなに幸せなことはない」

『特捜9 final season』ついに本日スタート!主演・井ノ原快彦「こんなに幸せなことはない」

本日4月9日(水)、初回拡大スペシャルでスタートする井ノ原快彦主演『特捜9 final season』

いよいよ放送が迫るなか、今作より班長として活躍する浅輪直樹役の井ノ原快彦、彼とともに数々の難事件を解決してきた盟友・村瀬(小宮山)志保役の羽田美智子、そして大川武宏ゼネラルプロデューサーが登場し座談会を開催した。

冒頭の挨拶では「暖かくなってきましたね。『特捜9』の季節だなぁと思っています。皆さんのおかげでここまで走ってこられました。最終話まで、まだまだ走っていきます!」と井ノ原。

羽田も「『警視庁捜査一課9係』から数えると通算20作目。今回が最後の年となるということで、始まる前からみんな気合十分です。現在、撮影真っ最中ですが、こんなにも愛にあふれた現場は奇跡だなぁと思いながら毎日を過ごしています」とアピールする。

大川プロデューサーから「あらためて『警視庁捜査一課9係』のときは、どのような気持ちで始められたのですか?」と振られると、井ノ原は「“事件もの”というより“刑事もの”を作りたいというお話で、刑事にも日常があるということを描きたいとお聞きしていました。チャレンジの気持ちで挑んだことを覚えています。ただ、ワンクールの話だと思っていたのですが、気がつけば20作も続いて…」と苦笑いに。

羽田も「すごく生命力のある作品なんだなとあらためて思います」とうなずいた。

また、お互いの初対面の印象を問われると「お会いする前から『あんなにいい子いない』と聞いていたんです。実際に会えば、本当にいい子で…イタズラとかして可愛かったよね」と羽田が微笑むと、それを受けた井ノ原は「まだ29歳でしたしね」と目じりを下げる。

そして「羽田さんは、緊張感があふれる現場でもいつもほんわかされていて。羽田さんがいれば絶対に大丈夫だと感じさせてくれました」と回想した。

また、『警視庁捜査一課9係』に主演した渡瀬恒彦さんとのエピソードでは「兄貴(渡哲也さん)からも『あの若いの、いいな』って言われたぞ、とおっしゃっていただけたことが心に染みました。『あ、俺はここにいてもいいんだ』と思えた瞬間でした」(井ノ原)と懐かしんだ。

◆『final season』に向けた思いを吐露!

現在、撮影の進む『特捜9 final season』だが、「今作で最後だと最初に聞いた際の印象は?」との問いに井ノ原は「毎年、僕たちは“これが最後”だと思ってやってきました。20作もやらせていただいて、『これで最後です』と言われてスタートできるというのは、こんなに幸せなことはないという思いです」と真剣な眼差しに。

一方の羽田も「最後に、我々に何ができるのか?という打ち合わせをみんなで何回もしましたね」と前向きな姿勢で臨んでいることを明かした。

そして井ノ原にとって、もう一つの幸せが「合計20回も主題歌をやらせてもらえたこと」だそう。これには羽田も「主題歌があって、ドラマの方向が決まる部分もあるので、私たちにとっても目標になった」とねぎらった。

続いて、記者からの質疑応答では「『特捜9』らしいエピソードはありますか?」との質問が。

これには「その場、その場でセリフや動きが作られていく場面があります。これは、なかなかほかの現場ではできないし、あり得ないことですね」(井ノ原)、「役者がセリフを作るというのは本当でしたら許されないことなのですが、それを一緒に考えて『やりましょう!』というスタッフさんだからこそですね」(羽田)と答え、会場を驚かせた。

さらに「渡瀬さんへの思い、『特捜9』を受け継いだ思いをあらためて」との問いに井ノ原は「渡瀬さんには、間違いなく育てていただいたという思いがあります。変な話ですが、亡くなられてから余計に距離が近くなった気がするんです。どこかで見ていただいている感覚が常にあります」とコメント。

続けて「寺尾聰さん(『特捜9 season1~2』主演)からは『お前はもう大丈夫だから。これからは羽田さんを頼りにしなさい。誰よりもプロだから』とおっしゃっていただきました。それ以降は、羽田さんに『それ、いいね!』と言われたことは、絶対の自信に繋がりました」との秘話を明かして、会場は感動に包まれた。

◆メッセージの数々に井ノ原も感激!

最後は『特捜9 final season』の放送に先駆け、公式Xで募集した「#ありがとう特捜9 メッセージ企画」に寄せられた、視聴者からのメッセージを散りばめたボードが紹介された。

熱くエモーショナルなメッセージの数々を目の当たりにし、「ちゃんと観てくださって…ありがたいですね」(井ノ原)、「『9係と特捜9とともに生きてきました』ですって!うれしいですね」(羽田)と感動もひとしお。

このメッセージボードは4月13日(日)まで池袋駅にて掲出中で、10日(木)よりフォトブースとしてテレビ朝日1階のアトリウムで一般公開される。

締めの挨拶では、井ノ原が「ここまで続けてこられたのも、観てくださった方のおかげです。“裏番組”とよく言いますが、僕は、テレビは横一列で視聴者に届けるものだと思っています。『特捜9』は“できるだけ、(放送翌日の)木曜日が楽しくなるように”という気持ちでやってきました。『特捜9』は今回で終わりますが、また、新たな番組が始まります。引き続きテレビをもっともっと元気に、これからも続いていくように応援よろしくお願いします!」と語り、撮影現場の雰囲気と同じく、終始和気あいあいとした和やかなムードで座談会は終了した。

※番組情報:『特捜9 final season』第1話
2025年4月9日(水)よる9:00~10:00、テレビ朝日系24局

※『特捜9』全シーズンがTVerにて無料配信中!(期間限定)
<配信スケジュール(予定)>
『特捜9 season1~season7』:4月9日(水)まで
『警視庁捜査一課9係』:順次配信中

※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」でも過去回を配信中!

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