2019年4月にテレビ朝日開局60周年記念作品としてスタートする帯ドラマ劇場『やすらぎの刻～道』。

帯ドラマ劇場第1弾の『やすらぎの郷』に続き倉本聰氏が脚本を手がける本作の“出演者オーディション”開催が決定した。

◆倉本聰氏脚本『やすらぎの郷』のその後描く

©テレビ朝日

『やすらぎの刻～道』は、2017年4月～9月に放送され大好評を博した『やすらぎの郷』の主人公・菊村栄（石坂浩二）が執筆するシナリオ『道』が映像化されていく物語。ドラマ『道』の展開とともに、『やすらぎの郷』のその後も描写されていく。

ドラマ『道』は、山梨県のとある山間の村を舞台に昭和・平成を生き抜いた無名の夫婦の生涯を綴るもので、テーマは“ふるさと”。

昭和初期からはじまり、戦中・戦後・平成という時代の移り変わりを1年間をかけて丁寧に描く。作品前半の主演は清野菜名、戦後の高度成長期を経て現代にいたるまでの後半、いわば主人公の晩年を八千草薫が演じる。

◆物語の重要な紡ぎ手となる若手俳優を募集！

“80年間”にわたって物語が続いていくため、時代の変遷とともに多くの人物の登場が予定されている本作。さまざまなポイントで物語を盛り上げる重要な役が出現する。

そんな多彩かつ魅力的なキャラクターを演じる人材を求めるべく、番組ではオーディションの開催を決定。若手俳優を積極的に抜擢していく予定だ。

応募条件は15歳〜35歳の男女で、経験は不問。採用人数は10～20名程度を予定しているが、素晴らしい人材との出会いがあれば、人数に制限なく採用を考えているという。

作品には清野菜名・八千草薫のほか、前作でおなじみの浅丘ルリ子、加賀まりこ、ミッキー・カーチス、藤竜也らはもちろん、さらなる名優たちが多数出演予定！　まさに、大スターと共演できる“夢のようなチャンス”といえるだろう。

◆倉本聰氏脚本ドラマのオーディションは34年ぶり

倉本氏が手がけたドラマでは、1984年放送の『昨日、悲別で』（NTV）でオーディションが行われ、天宮良が主役に抜擢。当時大きな注目を集めた。

以来、倉本氏作のドラマで今回のような大規模オーディションが行われるのは34年ぶりのこととなる。さらに、帯ドラマ劇場が1年間に渡って放送されるのも初めてであり、大々的なオーディションを開催するのも今回が初だ。

倉本氏は、オーディションについて以下のようにコメントしている。

「この度テレビ朝日開局60周年企画、『やすらぎの刻～道』のオーディションを行います。

このドラマは先年放映された『やすらぎの郷』のいわば続編であり、やすらぎの郷を舞台にしながら、そこに住む脚本家菊村栄（石坂浩二）が、いわば最後の作品として、昭和初期から平成の今に至る山梨県の農村の一家の物語を、一年間の放送枠で大河ドラマとして描くものです。

日本を代表する名優たちがキラ星の如く出演しますが、この大スターたちの胸を借りて数多の若い逸材を育てようというのが今回のオーディションの大目的です。無名有名にかかわらず多くの若い才能の参集をお待ちしております」

※帯ドラマ劇場『やすらぎの刻～道』オーディション募集要項

＜応募資格＞
・15歳～35歳の男女　※2018年4月1日現在
・2018年10月～2020年3月の期間、ドラマの収録に参加できる方。
・所属事務所の有無、経験、国籍等は問いません。

＜締切＞
2018年5月11日（金）23:59まで

詳しくはこちら→http://yasuragi-audition.com/
※エントリーはWEBのみでの受付となります。

※番組情報：テレビ朝日開局60周年記念作品『やすらぎの刻(とき)～道』
2019年4月スタート！　テレビ朝日系24局