千鳥がMCを務めるバラエティ『チャンスの時間』（ABEMA SPECIALチャンネル）。

3月16日（日）の同番組では、「金借りスポーツSHAKKING」が放送された。

今回は、借金芸人が何も知らない相手から話術と熱意でお金を借りる新競技を開催。

発起人の岡野陽一が監督を務め、ザ・ギースの尾関高文、や団のロングサイズ伊藤が参戦。何も知らされていない債権者候補の楽屋を訪れ、制限時間15分以内にお金を借りられたら勝利の“金借り”に挑戦した。

大御所タレント・山田邦子を相手に目標金額10万円で挑んだロングサイズ伊藤のチャレンジでは、一同大興奮の展開に。

「男女の金借りには若干の色気が必要」という持論から色気をアピールしたり、“若手にお腹いっぱい食べさせてあげたい”という気持ちを引き出すために勝手に弁当を食べて「焼肉に連れて行ってほしい」とお願いしたりと、大先輩である山田に対して積極的に勝負をかけていく伊藤。

ギャグで笑いをとる場面もあったものの、初対面であまりにも不躾な態度に「ぶっ飛ばすときぶっ飛ばすタイプなんで」「後輩たちも黙ってないけど大丈夫？」と苛立ちを見せた山田に、スタジオにも緊張が走る。

そこで「お金を貸してください」と土下座で懇願し、直球勝負に出た伊藤は「今度ピンでライブやろうと思っていて…」とお金が必要な理由を説明し、10万円を貸してほしいと持ちかける。

「いっぱいいるの、単独ライブをやりたいって人は」「なんか一筆書くとか、なんかあんの？」と返した山田に、「免許証を渡します」と財布を取り出した伊藤は「お札が入ってないから、紙入れて財布に厚み出してます」と告白した。

財布に入っていた厚紙を見ながら「泣けてくるわね」と苦笑する山田に、伊藤はあらためて「絶対に（ライブを）成功させます」「僕の気持ちに乗っかってほしいです」と最後の一押し。

すると山田は「先輩っていうのは後輩からお願いされたら嬉しい場合もある」と語りかけ、「免許証はいらない」「これ預かっておこうか」と伊藤が財布に入れていた厚紙を手に取る。「これを見て私も頑張るよ」と続けた山田に、ノブは思わず「カッコいいな邦子さん」ともらした。

そして、見事10万円を借りることに成功した伊藤の挑戦に、大悟は「邦ちゃんのカッコよさ」「財布に入ってた紙、アレで（気持ちが）動いた気がする」とコメント。他のメンバーも「カッコよかった」「素晴らしい」と称賛の声をあげていた。

※番組情報：『チャンスの時間』
番組の模様は、「ABEMA」にて配信後1週間無料で視聴可能