ミッツ・マングローブ(49歳)、盟友マツコ・デラックスの「本名知らない」女装家同士の意外な絆
2月20日(木)に放送された『徹子の部屋』に、慶應義塾大学出身のインテリ女装家ミッツ・マングローブ(49歳)が出演。コロナ禍をきっかけに気づいた、仲間内の“ある問題”について語った。
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「私たちの仲間は基本的に独り身がほとんどですから、地方から出て来ている連中も含めて、やっぱり独り身で一人暮らし。例えばマツコさんもそうですし」と切り出したミッツ。
一人で暮らす仲間が多いからこそ、「もし倒れたりしたら誰が気づくのか?」という不安が常にあるという。
「非常事態になった時に、見つけることも大事だけど、見つけた後のことがみんなわかっていないなって。何がわかっていないかって、みんな本名を知らないんですよ。マツコ・デラックスの本名も知らないんです」と、女装家コミュニティならではの特殊な関係性を告白した。
このままでは、いざという時に救急車を呼んでも本名すら伝えられない。
そう不安を漏らしたミッツは、「もっと非常時になったら、実家はどこだ、親御さんはどこにいて生きているのかどうか、兄弟はどうなのか、こういった(女装をしている)ことを家族は知っているのか、そういうところも結構デリケートなことになってくる」と続け、緊急時の対応に懸念があると語った。
そうした危機感から、仲間内で最低限の個人情報を共有するようになったという。
「とりあえず本名と実家の連絡先と血液型。まずは東京の連中、そういう組合が50~60人いるのかな。若い子たちからベテランまでまとめられるだけまとめて、1か所に保管しておきましょうっていうことになりました」
しかし、ミッツは「まとめるだけまとめて誰も確認してないんです。本当に喉元過ぎればって感じで」と苦笑い。せっかくのルールも、作るだけで満足してしまったようだ。
そんな“独特な絆”を明かすミッツのトークに、黒柳徹子も思わず聞き入っていた。
番組では、音楽ユニット・星屑スキャットの一員としても活動しているミッツが、メンバーのギャランティーク和恵、メイリー・ムーを紹介。
さらに、竹内まりや作詞作曲の名曲『駅』を披露する場面も。
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※番組情報:『徹子の部屋』
毎週月曜~金曜 午後1:00~午後1:30、テレビ朝日系列