プロが選ぶ「ハモリがスゴい曲」発表!日本を代表する女性ボーカル2人の“極上のハーモニー”
今さら人に聞けないような“音楽の基本”から、制作の裏側や専門テクニックなど“マニアックな知識”までを掘り下げていく『EIGHT-JAM』。
2月16日(日)の同番組では「ハモリがスゴい名曲特集」が放送された。
今回スタジオにはAI・さかいゆうなどのコーラスを務める植松陽介、デビュー10周年を迎えた6人組ボーカルグループLittle Glee Monster。そして、アカペラグループ・INSPiのベースボーカルであり、Little Glee Monsterのコーラスディレクターも務める吉田圭介が登場。ハモリのテクニックやさまざまな種類のハモリについて、実演を交えて解説した。
【映像】プロが選ぶ「ハモリがスゴい曲」発表!日本を代表する女性ボーカル2人の“極上のハーモニー”
Little Glee Monsterのアサヒが「極上のハーモニー」と絶賛するのが、椎名林檎と宇多田ヒカルの『浪漫と算盤』。
1998年に同期デビューした椎名林檎と宇多田ヒカルによる3回目のデュエット曲。
アサヒは「ハモったときにそれぞれの声質の良さが際立ちながらも、2人の交わっている空間みたいなものがとてもステキです。ラストのサビから最後にかけては2人でずっと歌い、息が合ったハーモニーが最高です」と、この曲の魅力を熱弁する。
さらに、Little Glee Monster・かれんが「特殊なユニゾンを駆使したハモリ」として選曲したのが、King Gnuのヒット曲『白日』。かれんは「サビで井口さんと常田さんがユニゾン(同じ旋律を歌う)でハモるのですが、普通のユニゾンじゃないところがこの曲のスゴさです」と語る。
そもそもユニゾンとは、2つ以上の音が同じ旋律で演奏・歌唱すること。この『白日』のサビでは特殊なユニゾンを駆使しているという。
それが、幻想的な浮遊感を出す「3オクターブユニゾン」。
『白日』では井口のメインに対し、1オクターブ下で常田のハモリ、そして1オクターブ上で井口のハモリが重なっている。この3オクターブユニゾンによって浮遊感が生まれ、より幻想的な楽曲に仕上がっているとか。
かれんは「3オクターブになってくると結構シビアなので。本当にちょっとズレるだけで汚く聞こえてしまう。危険と隣り合わせな楽曲」と解説し、King Gnuのテクニックに圧倒されていた。
このほか、ゆず、コブクロ、HY、MONGOL800の定番曲など、ハモリがスゴい名曲が続々登場!
そして、Little Glee Monsterが“ハモリがスゴい曲”をスタジオで生披露。パートが激しく入れ替わる難しいハモリ、必聴だ!
※『EIGHT-JAM』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)
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※番組情報:『EIGHT-JAM』
毎週日曜 午後11:00~、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)