がんで亡くなった親友の妻と結婚したシニアカップル。遺影の前で告白「付き合わせてほしい」
2月9日(日)の『新婚さんいらっしゃい!』に、70代のシニアカップルが登場する。
VTRでの紹介は、自宅で主催するホームコンサートの模様から始まる。音楽仲間など、友人22名が大集合。夫のギターと妻のオペラ、夫妻のフラメンコなども披露される。
2人の結婚について同世代の友人からは「ラブラブで羨ましい」「希望を捨てないでいたい」などの感想が。夫には3人の子どもと2人の孫、妻には3人の子どもと9人もの孫がいるという2人。孫たちがいつ家に来ても喜んでもらえるよう、お菓子や遊びグッズを常備しているのだという。
それらを受けて、25歳・独身のMC井上咲楽が、気になることをぶっちゃけ質問。お金の面と夜の営みの面についてガツンと切り込む。はたしてその答えは?
お互いの前パートナーをがんで亡くしている2人。妻の前夫は、実は夫の親友だった。前夫との結婚式で、夫はお祝いにギターで「愛のロマンス」を弾いたという。
前夫が亡くなったのは約20年前で、その1週間前にも夫は見舞いに来ていたものの、お通夜とお葬式には前妻の看病で行けなかった。そのことを悔やみ続け、前夫が亡くなってから10年目に「お墓参りがしたい」と妻に連絡。そこで妻との再会を果たした。
その後、音楽の話で盛り上がって意気投合。毎日、夜中の2時3時まで電話をする関係となり、妻にとってキュンとする出来事が。
ある日、話があると妻の自宅へ訪ねた夫は、前夫の遺影の前で「付き合わせてほしい」と告白する。理想の男性が現れたと思っていた妻も快諾し、夫も安心してくれるだろうと交際をスタートさせた。
相続の問題などもややこしそうだからと、入籍は控えていた。しかし約10年が経ち、結婚へと踏み出すきっかけが2つあったという。その内容とは。
孫たちにも懐かれ、家族みんなに祝福されて結婚した2人。番組の終盤には、妻の娘と8歳の孫から、夫への感謝の手紙が披露される。
「こんな嬉しいことはない」と夫、「存在がありがたい」と妻は語る。最後は夫から亡き親友へと贈る、新たな家族に向けた熱き決意表明が。
※番組情報:『新婚さんいらっしゃい!』
2025年2月9日(日)午後0:55~午後1:25、ABCテレビ系列全国ネット